到達目標
計測標準とトレーサビリティについて説明ができる。
電圧,電流,電力,抵抗,インピーダンス,周波数,位相,磁界の計測について説明できる。
電気電子計測機器について説明ができる。
計測システムにおけるノイズ対策について説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 誤差理論と計測データの評価方法を応用できる。 | 誤差理論と計測データの評価方法について説明できる。 | 誤差理論と計測データの評価方法について説明できない。 |
評価項目3 | 電気的および磁気的諸量の計測技術を応用できる。 | 電気的および磁気的諸量の計測技術について説明できる。 | 電気的および磁気的諸量の計測技術について説明できない。 |
評価項目4 | 光計測技術について説明できる。 | 電気電子応用計測について説明できる。 | 電気電子応用計測について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本講義では,まず,物理量の単位と標準,測定の不確かさとその評価,測定値における相関,時系列データの処理,曲線のあてはめなど,計測の基礎事項について学ぶ。その後,電気諸量の測定技術について理解を深めるとともに,微小電圧測定,ノイズ対策や周波数領域の計測にも触れ,計測システムの基本構成を学ぶ。更に,電気電子応用計測として,光計測について概説し,実際の計測システムについて理解する。これらを通じて,各種計測手法の原理を理解し具体的に説明することができる、等の能力養成を図る。
授業の進め方・方法:
毎回の授業は、基本的な事柄を説明した後、演習で理解を深める。演習においては、グループ学習を取り入れる。
注意点:
試験の成績を70%,平素の学習状況等(課題・小テスト・レポート等を含む)を30%の割合で総合的に評価する。実務に応用できる専門基礎知識として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
測定の基礎について学ぶ。 |
測定方式、単位と標準、測定誤差と測定値の統計処理について説明できる。
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2週 |
指示電気計器について学ぶ。 |
各種指示電気計器について説明できる。
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3週 |
電圧・電流の測定について学ぶ。 |
電圧・電流の測定について説明できる。
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4週 |
電力の測定について学ぶ。 |
電力の測定について説明できる。
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5週 |
抵抗の測定について学ぶ。 |
抵抗の測定について説明できる。
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6週 |
インピーダンスの測定について学ぶ。 |
インピーダンスの測定について説明できる。
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7週 |
磁気量の測定について学ぶ。 |
磁気量の測定について説明できる。
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8週 |
電子計測システムについて学ぶ。 |
電子計測システムについて説明できる。
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2ndQ |
9週 |
計測用センサと計測回路について学ぶ。 |
計測用センサと計測回路について説明できる。
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10週 |
電子計測器について学ぶ。 |
オシロスコープなどの原理について説明できる。
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11週 |
高周波測定について学ぶ。 |
高周波測定について説明できる。
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12週 |
半導体に関する計測と評価技術について学ぶ。 |
半導体に関する計測と評価技術について説明できる。
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13週 |
光応用計測システムについて学ぶ。 |
光応用計測システムについて説明できる。 光源と受光素子について説明できる。
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14週 |
光ファイバについて学ぶ。 |
光ファイバについて説明できる。
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15週 |
光計測法と光測定器について学ぶ。 |
光計測法と光測定器について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |