Course Objectives
1. 物質の構成、構造、性質、質量について理解できる。
2. 気体および溶液の性質について理解できる。
3. 物質の変化について理解し、説明できる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 物質の構成、構造、性質、質量について説明できる。 | 物質の構成、構造、性質、質量について理解できる。 | 物質の構成、構造、性質、質量について知っている。 |
評価項目2 | 気体および溶液の性質について説明できる。 | 気体および溶液の性質について理解できる。 | 気体および溶液の性質について知っている。 |
評価項目3 | 物質の変化について説明できる。 | 物質の変化について理解できる。 | 物質の変化について知っている。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
我々の身の回りにある物質やその変化・性質を理解するため、「物質の成り立ち」、「原子の構造とそれから発現する性質」、「化学結合」、「化学反応」などの基礎を習得する。さらに、「日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め、化学的に探究する能力と態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。
Style:
講義を中心に一部視聴覚教材を用いる。
Notice:
前期及び後期に関しては定期試験(中間試験50%、期末試験50%)から評価する。
前期成績50%、後期成績50%として総合評価する。(評価基準:60点以上を合格とする。)
必要に応じて再試験の実施、または課題提出を課し、再評価する。
諸注意 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
混合物と純物質 物質とその成分 |
純物質と混合物の区別ができ、混合物の分離操作を選択できる。 物質は原子からできており、単体、化合物、同素体について説明できる。
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2nd |
原子とその構造 電子配置 |
原子の構造を説明できる。 原子の構造と電子配置の関係について説明できる。
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3rd |
価電子 イオン |
価電子と電子殻について説明できる。 イオンの生成と電子配置の関係について説明できる。
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4th |
周期表 |
原子番号から価電子の数を見積もることができ、価電子から原子の性質について考えることができる。元素の性質を周期表(周期と族)と周期律から考えることができる。
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5th |
イオン結合とイオン結晶 分子と共有結合 |
イオン結合とイオンからなる物質について説明できる。 分子と共有結合について説明できる。
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6th |
分子の極性と分子間にはたらく力 共有結合の物質 |
分子の極性と分子間にはたらく力を説明できる。 共有結合がどのようなものか説明できる。
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7th |
金属結合と金属結晶 |
自由電子と金属結合がどのようなものか説明できる。金属の性質が説明できる。
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8th |
原子量・分子量・式量 |
原子の相対質量が理解できる。分子量・式量がどのような意味をもつか理解できる。
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2nd Quarter |
9th |
物質量 |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。
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10th |
物質量と気体の体積 物質量を用いた計算 |
物質量を用いて、粒子数と質量、気体の体積を相互に計算できる。
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11th |
化学反応式と物質量 |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。化学反応を用いて化学量論的な計算することができる。
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12th |
物質の三態と状態変化 |
物質の三態とその状態変化を説明できる。
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13th |
気体の体積 |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。
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14th |
気体の状態方程式 混合気体の圧力 |
気体の状態方程式が説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 混合気体の圧力について説明でき、全圧と分圧の計算ができる。
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15th |
実在気体 |
実在気体と理想気体の違いを説明できる。
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16th |
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2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
溶解とそのしくみ |
溶解とそのしくみについて説明できる。
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2nd |
溶解平衡 固体の溶解度 |
飽和溶液と溶解平衡について説明できる。 固体の溶解度について説明でき、固体の溶解度関する計算ができる。
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3rd |
気体の溶解度 溶液の濃度 |
気体の溶解度について説明でき、気体の溶解度の計算ができる。 溶液の濃度について計算できる。
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4th |
蒸気圧降下・沸点上昇・凝固点降下 |
蒸気圧降下・沸点上昇・凝固点降下と溶質粒子の濃度の関係を説明でき、それぞれの効果について計算できる。
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5th |
浸透圧 コロイド溶液 |
溶液の濃度と浸透圧の関係を説明でき、浸透圧に関する計算ができる。 コロイド溶液の諸性質について説明できる。
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6th |
化学反応とエンタルピー エンタルピー変化と化学反応式 |
化学反応に伴う熱の放出と吸収とエンタルピー変化について説明できる。 エンタルピー変化を付した反応式を作ることができる。
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7th |
反応エンタルピーの種類 ヘスの法則 |
固有の名称でよばれる反応エンタルピーについて説明でき、そのエンタルピー変化を付した反応式を記述できる。 ヘスの法則について説明できる。
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8th |
ヘスの法則の利用 |
ヘスの法則を利用した反応エンタルピーの計算ができる。
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4th Quarter |
9th |
化学反応と光 |
化学発光と光化学反応について説明できる。
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10th |
化学反応の速さ |
化学反応と反応速度について説明でき、反応速度を計算できる。
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11th |
反応条件と反応速度 |
反応条件と反応速度について説明できる。
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12th |
化学反応のしくみ |
活性化エネルギーと反応の進行、反応速度の関係について説明できる。
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13th |
可逆反応と化学平衡 |
可逆反応と化学平衡について説明できる。平衡定数の関する計算ができる。
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14th |
平衡状態の変化 |
ルシャトリエの原理について説明できる。
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15th |
化学平衡のまとめ |
ルシャトリエの原理を利用した反応条件の調整について説明できる。
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |