到達目標
1.計算機に関する基礎知識やインターネットセキュリティに関する,しっかりとした知識を習得する.
2.代表的な実用ソフトである,MS-Word, MS-Excel, MS-PowerPointの使用方法を習得する.
3.基本的なプログラミング技術を習得する.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 計算機に関する基礎知識やインターネットセキュリティに関する,しっかりとした知識を習得できる. | 計算機に関する基礎知識やインターネットセキュリティに関する,しっかりとした知識をある程度習得できる. | 計算機に関する基礎知識やインターネットセキュリティに関する,しっかりとした知識を習得できない. |
評価項目2 | 代表的な実用ソフトである,MS-Word, MS-Excel, MS-PowerPointの使用方法を習得できる. | 代表的な実用ソフトである,MS-Word, MS-Excel, MS-PowerPointの使用方法をある程度習得できる. | 代表的な実用ソフトである,MS-Word, MS-Excel, MS-PowerPointの使用方法を習得できない. |
評価項目3 | 基本的なプログラミング技術を習得できる. | 基本的なプログラミング技術をある程度習得できる. | 基本的なプログラミング技術を習得できない. |
学科の到達目標項目との関係
1
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3
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4
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教育方法等
概要:
今日では膨大な情報量を蓄積・高速処理できる計算機の活用技術は,工学基礎として必要不可欠である.そのような計算機活用技術の第一歩として,ワープロソフト「MS-Word」,表計算ソフト「MSExcel」及びプレゼンテーションソフト「MS-PowerPoint」,プログラミング言語「C言語」の使い方を通して「Computer Literacy」(計算機を活用した読み書き能力)を習得させる.
授業の進め方・方法:
Word, Excel, PowerPoint, C言語の様々な使い方を教授し,課題を課す.
課題は必ず提出すること.
プログラミングと情報セキュリティのみ試験を行う.
注意点:
演習課題40%,期末試験60%の結果から総合的に判断する.
再試は必要に応じて1回行う.
評価基準:60点以上を合格とする.
参考書:高専機構が準備した「K-SEC低学年共通教材」
諸注意:次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
計算機の歴史,パソコンの構成について.Windowsの基本操作.「メモ帳」「ペイント」の使い方 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を理解し活用できる。
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2週 |
「Webブラウザ」「メール」の使い方.情報セキュリティ |
インターネットの仕組みを理解し活用できる。情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。
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3週 |
ワープロソフトWordの使用法1,文章の入力と編集,ファイルの保存,書式,レイアウト |
ワープロソフトWordを使いこなすことができる。
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4週 |
ワープロソフトWordの使用法2,数式エディタ,表の挿入・作成,図の挿入・作成 |
ワープロソフトWordを使いこなすことができる。
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5週 |
表計算ソフトExcelの使用法1,シートへの入力,表計算の実行法,グラフの作成,関数の利用法 |
表計算ソフトExcelを使いこなすことができる。
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6週 |
表計算ソフトExcelの使用法2,データの並べ替え,グラフの貼付け,セルの表示形式,ふりがな |
表計算ソフトExcelを使いこなすことができる。
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7週 |
プレゼンテーションソフトPowerPointの使用法1,デザインテンプレート,スライドレイアウト |
プレゼンテーションソフトPowerPointを使いこなすことができる。
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8週 |
プレゼンテーションソフトソフトPowerPointの使用法2,絵の貼り付けアニメーション |
プレゼンテーションソフトPowerPointを使いこなすことができる。
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2ndQ |
9週 |
プログラム言語について |
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。
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10週 |
基本的なプログラム |
数値計算の基礎が理解できる。 データの型とデータ構造が理解できる。
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11週 |
定数と変数 |
定数と変数を説明できる。
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12週 |
画面出力(printf) |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。
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13週 |
演算子( , -, *, /, %, =) |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。
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14週 |
数学関数(fabs, sqrt, pow, exp, log, sin, cos, tan) |
演算子の種類と優先順位がわかる。
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15週 |
情報セキュリティ10大脅威 |
情報セキュリティ10大脅威を知り、原因と予防策を理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | |
定数と変数を説明できる。 | 4 | 前12 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | 前14 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | 前13 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 演習レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
専門的能力 | 50 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |