Workshop practice 2

Course Information

College Kurume College Year 2024
Course Title Workshop practice 2
Course Code 2A15 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Experiment / Practical training Credits School Credit: 3
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 2nd
Term Year-round Classes per Week 3
Textbook and/or Teaching Materials 教 科 書:指定しない  参考図書:「要訣機械工作法」和栗明他10名 養賢堂 「機械工学便覧β3 加工学・加工機器」日本機械学会編
Instructor 細野 高史

Course Objectives

1.各種の機械や機器の操作ができる。
2.図面を読み、素材を加工し、部品の完成で、加工工程の重要性が理解できる。
3.図面の加工精度と各自で加工した部品精度が異なることを体験することで、部品の品質の重要性が理解できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分ばかりでなく周囲の安全にまで配慮して作業ができる。作業服や保護具を適切に着用し、怪我や災害が起きないよう注意して作業ができる。作業服や保護具を適切に着用しない。怪我や災害を引き起こすような作業方法である。
評価項目2指示された加工手順などについて、なぜそのような作業方法であるのかを考えることができる。指示された通りに加工作業をすることができる。指示に従うことができず、適切な加工方法で作業できない。
評価項目3加工に用いる道具を自由に使いこなすことができる。加工に用いる道具を正しく使用できる。加工に用いる道具を正しく使用することができない。

Assigned Department Objectives

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Teaching Method

Outline:
機械・工具・道具・計測器などを使用し、図面に示す部品を実際に加工し、その際の現実や事象をしっかりと体得し、本質を取り違えないエンジニアとしてのスキルを身に付ける。特に、ものづくりの基本をマスターすること、エンジニアとしての綿密な観察・ものの見方・しつけなどを身に付ける。
Style:
クラスの学生数を5グループに班割りし、図面を基に学習内容に記載のテーマごとに連続6回程度の加工実習を行い、指定した図面の部品を完成する。特に、安全教育、図面の見方、機械の取り扱い方、工具・道具の使い方、測定器の使い方、素材の特徴、加工工程、加工方法、加工条件等を学ぶ。受講が2回目以降の者について、特別なテーマを設定する場合がある。
関連科目:機械製図(1、2、3)、機械加工実習(1、3)、機械加工学、精密加工学、機械設計法(1、2)
Notice:
点数配分:5テーマごとに実習に取り組む態度・整理整頓状況・課題・製作した部品の品質を総合して各20点、合計100点満点。
60点以上を合格とする。 
再試は行わない。
各テーマの内容を5回の実習で完了させ、1回について工場見学など特別な授業を実施することがある。授業内容について成績評価には反映しないが、出席しなければ欠課扱いとなる。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 木型・NC加工(a.安全教育、木工機械・工具類の説明及びのこ・かんな等の基本作業) 模型製作に関する安全上の注意事項を再認識する。
2nd 木型・NC加工(b.のこ・かんな等の応用作業) 安全に模型製作を実施する。
3rd 木型・NC加工(c.廻し型の製作1(ハンドル)) 安全に模型製作を実施する。
4th 木型・NC加工(d.廻し型の製作2(ハンドル)) 安全に模型製作を実施する。
5th 木型・NC加工(e.廻し型の製作3(ハンドル)) 安全に模型製作を実施する。
6th 木型・NC加工(f.NC加工(ワイヤカット放電加工)) ワイヤカット放電加工機によるNC加工を安全に実施する。
7th 鋳  造(a.安全教育、道具・設備等の説明及び造形の基本作業) 鋳造に関する安全上の注意事項を再認識する。
8th 鋳  造(b.造形(テーパ軸および丸棒)) 安全に砂型製作を実施する。
2nd Quarter
9th 鋳  造(c.造形(カップリング)) 安全に砂型製作を実施する。
10th 鋳  造(d.溶解、鋳込作業) 安全に砂型製作を実施する。
11th 鋳  造(e.後処理作業) 細心の注意を払い、事故のないように溶解・鋳込み作業を実施する。
12th 鋳  造(f.中子造形、ハンドル(廻し型)の造型および溶解・鋳込み、後処理作業) 安全に後処理を実施する。
13th 鍛  造(a.安全教育、道具・鍛造機械等の説明) 鍛造に関する安全上の注意事項を再認識する。
14th 鍛  造(b.自由鍛造の基本作業1(四角頭付ボルト)) 安全に鍛造を実施する。
15th 鍛  造(c.自由鍛造の基本作業2(四角頭付ボルト)) 安全に鍛造を実施する。
16th
2nd Semester
3rd Quarter
1st 鍛  造(d.自由鍛造の基本作業3(ナット)) 安全に鍛造を実施する。
2nd 鍛  造(e.自由鍛造の基本作業4(ナット)) 安全に鍛造を実施する。
3rd 鍛  造(e.自由鍛造の基本作業5(リング等)) 安全に鍛造を実施する。
4th 手仕上げ(a.安全教育、道具・手仕上げ作業の説明および手仕上げの基本作業) 手仕上げに関する安全上の注意事項を再認識する。
5th 手仕上げ(b.けがき、たがね作業1) 安全に手仕上げを実施する。
6th 手仕上げ(c.けがき、たがね作業2) 安全に手仕上げを実施する。
7th 手仕上げ(d.Vブロックの製作1) 安全に手仕上げを実施する。
8th 手仕上げ(e.Vブロックの製作2) 安全に手仕上げを実施する。
4th Quarter
9th 手仕上げ(f.Vブロックの製作3) 安全に手仕上げを実施する。
10th 機  械(a.安全教育、旋盤操作および工具の説明) 旋盤作業に関する安全上の注意事項を再認識する。
11th 機  械(b.テーパ軸の旋削1) 安全に旋盤作業を実施する。
12th 機  械(c.テーパ軸の旋削2) 安全に旋盤作業を実施する。
13th 機  械(d.テーパ軸の旋削3) 安全に旋盤作業を実施する。
14th 機  械(e.テーパ軸の旋削4) 安全に旋盤作業を実施する。
15th 機  械(f.旋盤によるねじ切り等) 安全に旋盤作業を実施する。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000