Course Objectives
1.文章を的確に読み取り、ありありと感受し、自分なりの判断を持つことができる。
2.他者とのコミュニケーションを図るために、語彙力を身につけ、適切な表現・伝達ができる。
3.情報を収集・整理する能力を身につけ、その情報をもとに報告・論文を作成することができる。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文学作品を正確に豊かに読み味わえる。 | 文学作品を正確に読解できる。 | 文学作品を正確に読解できない。 |
評価項目2 | 自分の理解を適切に表現し、伝達できる。 | 自分の理解を表現し、伝達できる。 | 自身の理解を表現し、伝達できない。 |
評価項目3 | 情報を収集・整理し、報告・論文を作成できる。 | 情報を収集し、まとめることができる。 | 情報を収集し、論文としてまとめることができない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
日本語で書かれた文章、特に評論を多く読み、内容の理解、要約文の作成を通して、よりよく思索するための基本的な日本語力を培う。また、相手を意識して、自分の考えを適切に表現・伝達する能力の伸長を目指す。あわせて、言語としての日本語の性格を理解し、ことばによる表現・理解とは何かについての認識を深め、進んで読書する態度を培う。
Style:
・前期は現代文を中心とした授業を展開する。後期は、文章表現法の基礎を学び、小論文作成を最終的な目標とする。
・現代文の授業では、予め本文をよく読んで授業を受けることが望ましい。また、内容の理解と共に、原文を声に出して読み、日本語のもつ美しいリズムに慣れ親しんでほしい。
Notice:
・指定した教科書のページを事前に読むこと。その際には必ず辞書を使用し、ことばの意味についても理解を深めておくこと。
・評価方法は次のとおりである
満点を100点とし、60点以上の者を合格とする。
前期(中間試験+期末試験)35%、後期(中間試験+期末試験)35%、授業態度・課題等30%を目安として評価する。
出席状況や課題などの提出状況、受講態度などを考慮し、必要と認めた場合、再試験の実施や課題などの再提出を課す。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
現代文編: 評論一「絵画は紙幣に憧れる」ほか |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開を把握する。
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2nd |
現代文編: 評論一「絵画は紙幣に憧れる」ほか |
難解な用語について調べ、論旨を正確に捉える。また、論旨を客観的に理解し、要約文を作成する。
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3rd |
現代文編: 小説一「トカトントン」ほか |
作者や時代背景について理解をし、作品の世界に反映させて読む。
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4th |
現代文編: 小説一「トカトントン」ほか |
細かい描写に注目し、疑問点や、登場人物に関する気づきについて考察をする。
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5th |
現代文編: 小説一「トカトントン」ほか |
登場人物たちがどのように変化し、関係性を築いていくのか、グループで話し合いをしながら理解を深める。
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6th |
現代文編: 評論二「「美味しさ」について」ほか |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開を把握する。
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7th |
現代文編: 評論二「「美味しさ」について」ほか |
著者の考える「美味しさ」の論旨を正確に理解し、要約文を作成する。
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8th |
中間試験 |
中間試験までの授業内容の理解度を確認する。
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2nd Quarter |
9th |
現代文編: 小説二「ベルエポック」ほか |
登場人物それぞれの心情についてグループワークで理解を深め、精確な把握へとつなげる。
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10th |
現代文編: 小説二「ベルエポック」ほか |
疑問点や、登場人物に関する気づきについて考察をし、小論文を作成する。
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11th |
現代文編: 詩一「旅情」ほか |
作品を読み味わい、観賞文を作成できる。また、成立背景を学ぶことで、詩歌への理解を深める。
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12th |
現代文編: 詩二「ブリキの宇宙ロケット」ほか |
作品を読み味わい、観賞文を作成できる。また、成立背景を学ぶことで、詩歌への理解を深める。
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13th |
現代文編: 評論三「誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない」ほか |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開を把握する。さらに、論旨を客観的に理解し、要約文を作成する。
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14th |
現代文編: 評論三「誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない」ほか |
論旨を理解した上で、その論拠の妥当性の判断を踏まえて、自分の意見を文章で表現することができる。
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15th |
答案返却・前期のまとめ |
前期期末試験の答案返却・解説と前期の振り返りを行う。
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16th |
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2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
文章表現編: さまざまな文章を知る |
文章にはどのような種類があるか理解する。また、文章表現の基礎知識を習得する。
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2nd |
文章表現編: インターネットの利用上の注意 |
情報リテラシーについて知識を得ることで、身の回りのコミュニケーションツールを適切に利用できる。
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3rd |
文章表現編: 実用的な文章を書く(敬語) |
基本的な敬語の使用法について学び、状況に応じた日本語の文章を作成することができる。
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4th |
文章表現編: 実用的な文章を書く(メール・添え状) |
件名、宛名、要件等について参考例を使用ながら作成することができる。また、添え状の用途を把握した上で、さまざまなバリエーションを作成する。
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5th |
文章表現編: 文章の構造を考える(要約1) |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
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6th |
文章表現編: 文章の構造を考える(要約2) |
論理的な文章の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。
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7th |
文章表現編: 論理的な文章を読解する |
論理的な文章の論旨について、その構造をとらえ拠の妥当性を検討できる。さらに、その構造・展開をとらえ、自分の意見を述べることができる。
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8th |
中間試験 |
中間試験までに学んだ文章表現について試験を行う。
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4th Quarter |
9th |
文章表現編: 小論文の書き方1 |
印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。収集した情報を選別し、目的に応じた整理を行うことができる。
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10th |
文章表現編: 小論文の書き方2 |
小論文のテーマを見つけ、収集した情報からテーマを深める。また、小論文の構造を理解する。
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11th |
文章表現編: 小論文の書き方3 |
グループ内で、それぞれの小論文のテーマを検討し、批評する。他者の意見を踏まえて、さらに自分のついて検討する。
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12th |
文章表現編: 小論文の書き方4 |
論文の構造を的確に示しながら、小論文を作成する。
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13th |
文章表現編: 小論文の書き方5
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論文の構造を的確に示しながら、小論文を作成する。
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14th |
文章表現編: 小論文の書き方6 |
各自が執筆した小論文を相互に読み合い、批評し合う。
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15th |
後期期末試験の返却・解説 |
各自が提出した評論文の総評を行う。
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 課題 | 態度 | | | | Total |
Subtotal | 70 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 90 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |