概要:
1・2年で学んだ学習内容を土台に、英語を使った基礎的なコミュニケーション能力を向上させる。
多様なトピックの英文に触れることによって「読む」「聞く」技能を強化することに加え、既習の文法事項の確認と語彙の増強によって「書く」ための基礎を固める。さらに音読等による発音の練習によって「話す」ことへの自信をつける。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って、1回に1Lesson(1Part)を目安に進める。各自でノートを作成し、本文の内容把握及び新出語彙調べ等の予習を行ってくること。また、1Lesson毎に復習としてワークブックの問題を解いてくること。
音読テストを年2回実施し、課題点とする。また、年に数回自学ノートを提出し、課題点とする。
注意点:
(1)評価:定期試験80%、課題(音読テスト+自学ノート)20%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。
(3)再試験は課題点を60%以上取得している学生に限り、必要に応じて実施する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション(授業と課題の説明、Soud Tips、Punctuation) |
英語のアクセントやリズムの特徴を知る
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2週 |
L1 歴史 Mile High (言い換え表現) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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3週 |
L2 スポーツ The 55-Year Race (時間的順序) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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4週 |
L3 科学 Chew and Chew Some More (対比) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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5週 |
L4 ウェブサイト Online Word-of-Mouth |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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6週 |
L5 自然 After the Flowers (因果関係) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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7週 |
L6 文化 India’s Incredible Industry (追加・列挙) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
L7 旅行ガイド・グラフ World Weather (譲歩) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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10週 |
L8 人生 Alfred Nobel: A Person of Peace |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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11週 |
L9 自然 Great Migrations |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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12週 |
L10 パンフレット Art on Display |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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13週 |
L11 社会 Thinking Outside the Box |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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14週 |
L12 科学 She Sells Seashells by the Seashore |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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15週 |
L13 ウェブサイト Antarctica by Cruise Ship |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
L14 心理 Keys to Winning |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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2週 |
L15 科学 The Immortal Jellyfish (新聞記事の読み方) |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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3週 |
L16 新聞記事 Miracle on the Hudson |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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4週 |
L17 文化・国際理解 Rude Japanese? Part 1 |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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5週 |
L17 文化・国際理解 Rude Japanese? Part 2 |
文化・国際理解に関する語彙や表現を覚える。
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6週 |
L18 環境 Bottled Water? No Water? Part 1 |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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7週 |
L18 環境 Bottled Water? No Water? Part 2 |
環境・自然に関する語彙や表現を覚える。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
L19 情報社会 Manners Still Matter Part 1 |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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10週 |
L19 情報社会 Manners Still Matter Part 2 |
コミュニケーション・情報社会に関する語彙や表現を覚える。
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11週 |
L20 心理・人生 Creating Your Own Luck Part 1 |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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12週 |
L20 心理・人生 Creating Your Own Luck Part 2 |
心理・人生に関する語彙や表現を覚える。
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13週 |
L21 科学・技術 Left in Space Part 1 |
本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
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14週 |
L21 科学・技術 Left in Space Part 2 |
科学・技術に関する語彙や表現を覚える。
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15週 |
L22 Writing a Summary 1 (1) |
要約文の作り方を学習する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 2 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 2 | |
英語の発音記号を見て、発音できる。 | 1 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 1 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 1 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 1 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 2 | |
聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 2 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 2 | |
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 1 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 2 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 2 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 2 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 2 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 1 | |
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。 | 1 | |
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 1 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 2 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 2 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 2 | |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 2 | |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 2 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 2 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 2 | |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 2 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 2 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 2 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |