英語演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語演習Ⅲ
科目番号 3A06 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Vision Quest 総合英語+別冊(基本例文集・確認問題集)(啓林館)、NetAcademy Power Words Course/英文法コース、英和辞典
担当教員 福田 かおる

到達目標

1.1~2年生で学んだ英文法の知識を確認・補足し、高校レベルの基本的な文法を習得する。
2.日常会話に頻出する基本的な英単語(ネットアカデミーPower Words Courseレベル2程度)を習得している。
3.ノート作成を通じて自分の学習スタイルを確立し、自ら学習する能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英文法の基礎知識高校レベルの基礎文法の8割以上を習得している高校レベルの基礎文法の6割以上を習得している。高校レベルの基礎文法の6割以上を習得していない。
評価項目2 英語の語彙力ネットアカデミーPower Words Courseレベル2の実力テストで8割以上得点できる。ネットアカデミーPower Words Courseレベル2を修了している。ネットアカデミーPower Words Courseレベル2を修了していない。
評価項目3 英語の自学力自学用のノートで、重要事項を整理したり練習したりする習慣が身についている。自学用のノートを持ち、必要事項を整理して記載している。自学用のノートを作成していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1、2年次に学習した基本的な文法事項を定着させるとともに、高校レベルの英語で習得できていない項目を習得する。また、NetAcademyを用いて自立的に学習を進め語彙力を強化する。文法の知識と語彙を総合的に活用し、平易な英語で事実や自分の考えを表現する能力を養成する。
授業の進め方・方法:
予習として、「Vision Quest 総合英語」別冊の確認問題集の該当部分を解いてくること。授業では、問題に沿って参考書を参照しながら要点を解説する。
各自で自学用ノートを作成し、予習・復習した内容を記録していくこと。自学ノートは定期的に提出してもらい、課題点とする。また、ネットアカデミーPowerWordsコースのレベル2(またはそれ以上、前年度修了した学生は英文法コースでも可)を修了状況に応じて課題点とする。
注意点:
点数配分:定期試験(年4回)の平均点80%、課題(自学ノート、ネットアカデミー)20%
評価基準:60点以上を合格とする。
再試:再試は、課題点20点中12点以上取得している学生に限り実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 授業の進め方と学習の仕方を理解する。
2週 第1章 文の種類 文の種類について復習し理解する。
3週 第2章 文型と動詞
基本5文型について復習し理解する。
4週 第3章 時制 動詞の時制について復習し理解する。
5週 第4章 完了形 完了形の意味と使い方を復習し理解する。
6週 第5章 助動詞 助動詞の意味と使い方を復習し理解する。
7週 これまでの復習と応用問題 第1章から第5章までの内容を確認する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 第6章 受動態 様々な時制や文型での受動態の使い方を理解する。
10週 第7章 不定詞 不定詞の意味と使い方を確認する。
11週 第8章(1)動名詞 様々な時制や文型での動名詞の使い方を理解する。
12週 第8章(2)動名詞と不定詞 動名詞と不定詞(名詞的用法)の使い分けができるようになる。
13週 第9章 分詞 分詞の使い方を確認する。
14週 第10章 関係詞 関係詞の役割と使い方を理解する。
15週 これまでの復習と応用問題    第6章から第10章の内容を確認する。
16週
後期
3rdQ
1週 第11章 比較 様々な比較表現を理解する。
2週 第12章 仮定法 仮定法の意味と使い方を理解する。
3週 第13章 否定 様々な否定表現を理解する。
4週 第14章 強調・倒置・挿入・省略・同格 強調・倒置・挿入・省略・同格の表現を理解する。
5週 第15章 無生物主語・名詞構文 無生物が主語になる文や、名詞を使って行為を表現する構文を理解する。
6週 第16章 話法 直接話法と間接話法を理解する。
7週 第17章 接続詞 接続詞の意味と使い方を理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 第18章 前置詞 前置詞の使い方を理解し、よく使われる群動詞を習得する。
10週 第19章 疑問詞 疑問詞を使った様々な疑問文の作り方を習得する。
11週 第20章 名詞 名詞の種類と使い方を確認する。
12週 第21章 冠詞 冠詞の使い方を確認する。
13週 第22章 代名詞 代名詞の使い方を確認する。
14週 第23章 形容詞 形容詞の限定用法と叙述用法を理解する。
15週 第24章 副詞 副詞の働きと使い方を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前2
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2前2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前2

評価割合

試験課題その他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000