CAD演習

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 CAD演習
科目番号 3A11 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布資料、SOLIDWORKSオンラインマニュアルなど
担当教員 青野 雄太,南山 靖博

到達目標

1.3D CADによる部品モデリング法の習得
2.3D CADによる組立モデリング法の習得
3.3Dデータから2D図面への移行方法の習得

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目13D CADによる部品モデリング法を習得できる.3D CADによる部品モデリング法をある程度習得できる3D CADによる部品モデリング法を習得できない.
評価項目23D CADによる組立モデリング法を習得できる.3D CADによる組立モデリング法をある程度習得できる.3D CADによる組立モデリング法を習得できない.
評価項目33Dデータから2D図面への移行方法を習得できる.3Dデータから2D図面への移行方法をある程度習得できる.3Dデータから2D図面への移行方法を習得できない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
3D CADの基本操作法と機械製図の知識を基にしたモデリング法を習得すること、および3Dデータから2D図面への移行ができるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義では、各回ごとに3D CADの概要、基本的なコマンド、使用方法等を説明し、講義内容に対応した演習を行う。
なお、演習室での飲食は禁じる。また、パソコンの取り扱いには十分に注意すること。
受講態度が悪い場合や注意事項に従わない場合には,講義の進行妨害とみなし退出を求める。
注意点:
定期試験40%、演習60%で評価し、60点以上を合格とする。演習は課題が全て提出されない場合、評価しない。必要に応じて再試験を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 3D-CADの概要 製造業におけるCADの役割を説明できる。
2週 スケッチと完全定義 モデルの一意性と変更について理解し、モデルを作成できる。
3週 押出しと回転 押出しと回転を利用して3Dモデルを作成できる。
4週 スイープ スイープを利用して3Dモデルを作成できる。
5週 ロフト ロフトを利用して3Dモデルを作成できる。
6週 3Dモデル作成演習1 三面図を読み、3Dモデルを作成できる。
7週 3Dモデル作成演習2 三面図を読み、3Dモデルを作成できる。
8週 3Dモデル作成演習3 三面図を読み、3Dモデルを作成できる。
2ndQ
9週 2D図面 3Dモデルから2D図面を作成できる。
10週 アセンブリ 3D部品モデルから3D構造モデルを組み立てることができる。
11週 モーション解析 組立てた構造の簡単なモーション解析ができる。
12週 総合演習1 基本的な機械要素からなる装置の3Dモデルを作成できる。
13週 総合演習2 基本的な機械要素からなる装置の3Dモデルを作成できる。
14週 総合演習3 基本的な機械要素からなる装置の3Dモデルを作成できる。
15週 総合演習4 基本的な機械要素からなる装置の3Dモデルを作成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。4
線の種類と用途を説明できる。4
物体の投影図を正確にかくことができる。4
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。4
部品のスケッチ図を書くことができる。4
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。4

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力1010000020
専門的能力4040000080
分野横断的能力0000000