プログラミング

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 プログラミング
科目番号 3A16 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書  :新C言語入門 スーパービギナー編。    参考図書 :独習C
担当教員 南山 靖博

到達目標

1.プログラミングについて理解し,プログラムソフトが使えるようになる.
2.プログラムングによって高額的諸問題を解くことができるようになる.
3.問題を解くための効率的手段を定式化した,アルゴリズムを理解し,プログラムを組めるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラミングについて理解し,プログラムソフトが使える.プログラミングについて理解し,プログラムソフトがある程度使える.プログラミングについて理解し,プログラムソフトが使えない.
評価項目2プログラムングによって高額的諸問題を解くことができる.プログラムングによって高額的諸問題を解くことがある程度できるようになる.プログラムングによって高額的諸問題を解くことができない.
評価項目3問題を解くための効率的手段を定式化した,アルゴリズムを理解し,プログラムを組める.問題を解くための効率的手段を定式化した,アルゴリズムを理解し,プログラムをある程度組める.問題を解くための効率的手段を定式化した,アルゴリズムを理解し,プログラムを組めない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報処理関連の知識は機械工学であっても必須事項である.本科目では,C言語を用いて,情報処理についての基礎を学ぶことを目的とする.
授業の進め方・方法:
配布プリントにしたがって講義を進める.したがって配布したプリントは無くさないようにすること.プログラミングのスキルは自学自習によることが多いので真摯に取り組むことを望む.
注意点:
演習課題30%,中間試験30%,期末試験40%の結果から総合的に判断する.
再試験は必要に応じて1回行う.
評価基準:60点以上を合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プログラム言語について プログラムを実行するための手順を理解できる。
2週 数学関数(fabs, sqrt, pow, exp, log, sin, cos, tan) 定数と変数を説明できる。
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。
3週 数値計算 演算子の種類と優先順位がわかる。
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。
4週 キーボード入力(scanf) データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。
5週 条件文(if, else) 条件判断プログラムを作成できる。
6週 反復構造(for, do, while) 繰り返し処理プログラムを作成できる。
7週 二分法 基本的なアルゴリズムを作成できる。
8週 多分岐選択(switch) 条件判断プログラムを作成できる。
2ndQ
9週 乱数(srand) 乱数を使ったプログラムが作成できる。
10週 配列 一次元配列を使ったプログラムを作成できる。
11週 行列の計算 二次元配列を使ったプログラムを作成できる。
12週 ガウスの消去法 ガウスの消去法のプログラムが作成できる。
13週 関数 関数を使ったプログラムが作成できる。
14週 ルンゲクッタの公式 ルンゲクッタの公式を使ったプログラムが作成できる。
15週 ファイルの書き出しと読み込み ファイルの出力するプログラムが作成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4
定数と変数を説明できる。4前2,前3
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4前2
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4前3
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4前3
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4前2
条件判断プログラムを作成できる。4前4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4前5
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4前10

評価割合

試験演習課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力1010000020
専門的能力6020000080
分野横断的能力0000000