Course Objectives
1.NC工作機械や特殊工作機械の基本操作ができる。
2.加工した部品の品質を評価することができる。
3.エンジニアとしてのスキルを身に付ける。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 自分ばかりでなく周囲の安全にまで配慮して作業ができる。 | 作業服や保護具を適切に着用し、怪我や災害が起きないよう注意して作業ができる。 | 作業服や保護具を適切に着用しない。怪我や災害を引き起こすような作業方法である。 |
評価項目2 | 指示された加工手順などについて、なぜそのような作業方法であるのかを考えることができる。 | 指示された通りに加工作業をすることができる。 | 指示に従うことができず、適切な加工方法で作業できない。 |
評価項目3 | 図面の通りに加工することができる。 | 加工における図面の重要性を理解し、図面通りに加工しようと努力することができる。 | 加工における図面の重要性を理解していない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
高度の実践的技術者になるために、機械加工実習(1、2)で学んだことよりも、さらに広範囲の機械・工具・道具・計測器などを使用し、図面に示す部品を実際に加工し、その際の現象や事象をしっかりと体得し、エンジニアとしての高度のスキルを身に付ける。特に、NC工作機械や特殊工作機械による加工法をマスターする。
Style:
クラスの学生を4グループに班割りし、図面を基に学習内容に記載のテーマごとに連続7回程度の加工実習を行い、指定した図面の部品を完成させる。特に、安全教育、図面の見方、機械の取り扱い方、工具・道具の使い方、測定器の使い方、素材の特徴、加工工程、加工方法、加工条件等を学ぶ。受講が2回目以降の者について、特別なテーマを設定する場合がある。
関連科目:機械加工実習(1、2)、機械製図(1、2、3)、機械加工学、精密加工学、品質管理、CAD演習、機械設計製図
Notice:
点数配分:4テーマごとに実習に取り組む態度・整理整頓状況・課題・製作した部品の品質、報告書やレポートの内容を総合して各25点、合計100点満点。
60点以上を合格とする。
再試は行わない。
各テーマの内容を6回の実習で完了させ、1回について工場見学など特別な授業を実施することがある。授業内容について成績評価には反映しないが、出席しなければ欠課扱いとなる。
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
全体的な説明・安全教育等 |
加工実習にあたっての全般的な注意事項を再確認する。
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2nd |
手仕上げ(a.安全教育・形削り盤による加工等) |
加工の方法を理解する。
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3rd |
手仕上げ(b.やすりによるブロックの中仕上げ) |
安全に手仕上げを実施する。
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4th |
手仕上げ(c.きさげによるブロックの仕上げ1) |
安全に手仕上げを実施する。
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5th |
手仕上げ(d.きさげによるブロックの仕上げ2) |
安全に手仕上げを実施する。
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6th |
手仕上げ(e.けがき) |
安全に手仕上げを実施する。
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7th |
手仕上げ(f.穴あけ) |
安全に手仕上げを実施する。
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8th |
手仕上げ(g.タップによるねじ切り) |
安全に手仕上げを実施する。
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2nd Quarter |
9th |
溶 接およびCNC加工(安全教育及び溶接・切断、CNC工作機械の基本作業の説明等) |
溶接に特有の安全上の注意事項を理解し、正しい保護具の装備方法を実施する。CNC工作機械特有の安全上の留意点を理解する。
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10th |
溶 接(a.基本のガス溶接作業) |
安全に溶接を実施する。
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11th |
溶 接(b.板金作業およびガス溶接作業) |
安全に溶接を実施する。
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12th |
溶 接(c.アーク溶接、ガス切断、エアプラズマ切断) |
安全に溶接を実施する。
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13th |
CNC加工(a.CNC旋盤用プログラムの作成および加工1) |
CNC工作機械の動作を理解する。
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14th |
CNC加工(f.CNC旋盤用プログラムの作成および加工2) |
NCプログラムが作成できる。
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15th |
CNC加工(g.CNC旋盤用プログラムの作成および加工3) |
NCプログラムにより実際の加工を実施できる。
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16th |
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2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
特殊機械(a.安全教育など) |
汎用フライス盤、汎用ホブ盤、汎用円筒研削盤の使用方法を理解し、安全に作業を実施する。
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2nd |
特殊機械(b.汎用旋盤による鋼材の高速加工) |
安全に旋盤加工を実施する。
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3rd |
特殊機械(c.汎用旋盤による鋼材のねじ切り加工) |
安全に旋盤加工を実施する。
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4th |
特殊機械(d.汎用円筒研削盤による精密な軸加工) |
安全に研削を実施する。
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5th |
特殊機械(e.汎用フライス盤によるキー溝加工) |
安全にフライス加工を実施する。
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6th |
特殊機械(f.汎用ホブ盤による平歯車加工) |
安全に歯切りを実施する。
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7th |
特殊機械(g.汎用ホブ盤によるはすば歯車加工等) |
安全に歯切りを実施する。
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8th |
旋 盤(a.安全教育、汎用旋盤による中ぐり作業の基本説明等) |
安全に旋盤作業を実施する。
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4th Quarter |
9th |
旋 盤(b.汎用旋盤によるカップリングの製作1) |
安全に旋盤作業を実施する。
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10th |
旋 盤(c.汎用旋盤によるカップリングの製作2) |
安全に旋盤作業を実施する。
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11th |
旋 盤(d.NC旋盤用プログラムの作成1) |
安全に旋盤作業を実施する。
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12th |
旋 盤(e.NC旋盤用プログラムの作成2) |
安全に旋盤作業を実施する。
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13th |
旋 盤(f.NC旋盤による曲面付き軸加工1) |
安全に旋盤作業を実施する。
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14th |
旋 盤(g.NC旋盤による曲面付き軸加工2) |
安全に旋盤作業を実施する。
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15th |
加工方法の復習・まとめ |
安全に旋盤作業を実施する。
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16th |
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | その他 | Total |
Subtotal | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |