応用英語1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用英語1
科目番号 4A01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 MasteryDrills for the TOEIC L&R TEST / Net Academy
担当教員 金城 博之

到達目標

1.TOEIC対策を通して動機づけを行うとともに、TOEIC受験に必要な英語力を身につける。
2.多くの英文に触れ、英文に慣れ親しむ。特に一般的な内容の英文を全員がWPM120以上を目指す。
3.毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を理解できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICに必要な基礎的な英語力を十分身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力を概ね身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力が身についていない。
評価項目2一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を十分理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を概ね理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を全く理解できない。 

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・授業の冒頭に、速読と会話活動を行う。適宜、英作文課題で表現力を高める。
・授業の後半は、基礎的なTOEIC問題を通して学習する。
・文法の復習を行い、次年度進路決定に向けたステップとする。
授業の進め方・方法:
・必ず辞書を持参すること。ただし携帯電話・スマートフォン等を辞書として用いることを禁止する。
・ショートテストを行い成績に加味する。

 
注意点:
(1) 中間試験・定期試験70%、課題レポート/授業態度20%、ネットアカデミーの指定範囲(PowerWords Level 3)10%を目安として評価する。
(2) ネットアカデミー(Level3)の範囲は、中間期末試験に出題する。それぞれの範囲は、前期中間:Unit1-Unit15および確認テスト、前期期末:Unit16-Unit30および確認テストとする。
※留年生については後日指示する。
(3) 評価基準:60点以上を合格とする。再試験は原則行わないが、行う場合でも、「課題等の学習状況が不良の者」と「授業中の学習態度が良好でない者」の受験を認めない。なお、本科目は学修単位であるので、課題等の提出を怠らないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction  授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
2週 Unit 1 品詞代名詞① 人物の動作表現の基礎項目を用いることができる。
3週 Unit 1 品詞代名詞②
人物の動作表現の応用項目を用いることができる。
4週 Unit 2 態・分詞① 疑問詞で始まる疑問文の基礎を使うことができる。
5週 Unit 2 態・分詞② 疑問詞で始まる疑問文の応用を使うことができる。
6週 Unit 2 態・分詞② 疑問詞で始まる疑問文を自由に使うことができる。
7週 Unit 3 読解の基礎を身に付ける 語彙の基礎を身に付ける。①
8週 Unit 3 読解の基礎を身に付ける 語彙の基礎を身に付ける。②
2ndQ
9週 Unit 4 詳細情報を特定する 詳細情報を特定できる。
10週 Unit 4 詳細情報を特定する 詳細情報を特定し、活用できる。
11週 Unit 5 話の展開を読み取る 話の展開を認識できる。
12週 Unit 5 話の展開を読み取る 話の展開を読み取ることができる。
13週 Unit 6 接続詞・前置詞 Yes/No疑問文・選択疑問文を認識できる。
14週 Unit 6 接続詞・前置詞 Yes/No疑問文・選択疑問文が理解できる。
15週 Unit 7 内容把握問題に挑戦する 日常生活における会話を理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前2,前3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2,前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前3,前6,前10
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前3,前10
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前4,前10,前12,前13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前4,前5,前10,前12,前13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前4,前5,前12,前13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前4,前5,前12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前5,前10
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前5,前10
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前14,前15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前5,前10
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前5,前10
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前5,前6,前10
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前6,前10
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前6,前10
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前4,前5,前6
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前4,前5,前6,前7
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前5,前6,前7
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前4,前5,前6,前7
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前14,前15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2前14,前15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前14,前15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前14,前15

評価割合

試験課題等/授業態度ネットアカデミー合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000