リベラルアーツ特論2(コミュニケーション学入門)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 リベラルアーツ特論2(コミュニケーション学入門)
科目番号 4AR25 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 池田理知子・塙幸枝『グローバル社会における異文化コミュニケーション』(三修社)
担当教員 横溝 彰彦

到達目標

1.コミュニケーション学の理論を理解し、自分自身のコミュニケーションを改善できる。
2.自分と社会とのつながりを理解できる。
3.自分でまとめた内容を発表し、他の受講者と議論することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
自分のコミュニケーションの特性自分のコミュニケーションを改善する。自分のコミュニケーションの特性に気付くことができる。コミュニケーション学の理論を理解できない。
社会とのつながり自分が社会に与えることができる影響を理解できる。自分が社会から受けている影響を理解できる。自分と社会とのつながりを理解できない。
議論自分の考えをまとめ、発表し、他の受講者と議論することができる。自分の考えをまとめ、発表することができる。自分の考えをまとめ、発表することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半の授業では、日々のコミュニケーションに関する理論を学び、自分自身のコミュニケーションを振り返る機会を設ける。
後半の授業では、自分自身と社会との関わり合いを学び、個人が社会に影響を与え得る存在であることを学ぶ。
授業の進め方・方法:
前半の授業では、コミュニケーション学の理論に関する講義を受け、ディスカッションを行い、授業の最後に理解度を測る小テストを受ける。
後半の授業では、各人が教科書のテーマから好きなものを選択してその内容を教授するプレゼンテーションを行い、レポートにまとめる。
注意点:
(1)点数配分:小テスト60%、発表20%、レポート20%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試験 :再試験は行わない。課題を与えることがある。
(4)事前学習:予習として教科書を読んでおき、発表の準備を行っておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
アイデンティティ
授業の進め方や課題について理解する。
アイデンティティの種類や性質について学び、自分のアイデンティティについて考える。
2週 言語コミュニケーション 言語を用いたコミュニケーションの性質を学び、自分の考えをより効果的に相手に伝える方法を学ぶ。
3週 非言語コミュニケーション、対立への対処 言語を用いないコミュニケーションの性質や対立時の対処を学ぶ。
4週 グループでの役割、リーダーシップ グループでの役割やリーダーシップについて学び、自分が得手不得手な分野を知り、集団内での自分の立ちまわり方について考える。
5週 男女のコミュニケーション、友情 男女のコミュニケーションや友情の違いについて学び、自分と異性とのコミュニケーションについて考える。
6週 自民族中心主義、ステレオタイプ、偏見、差別 他者へのネガティブな考えや行動の原理について学び、対処を考える。
7週 メディア メディアについて学び、自分がどのような影響を受けているのか考える。
8週 発表準備 担当章を決定し、発表準備を行う。
4thQ
9週 発表1 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
10週 発表2 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
11週 発表3 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
12週 発表4 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
13週 発表5 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
14週 発表6 自分でまとめた内容を発表し、他の受講者とディスカッションを行う。
15週 まとめ、成績確認 これまでの授業で学んだことをまとめる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

小テスト発表レポート合計
総合評価割合602020000100
基礎的能力602020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000