リベラルアーツ特論2(グラフ理論)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 リベラルアーツ特論2(グラフ理論)
科目番号 4AR34 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:指定しない。 教材:プリントを配布する。 参考図書:石村園子著 やさしく学べる離散数学(共立出版)、齋藤新三著 Androidアプリ開発の教科書(翔泳社)、野崎英一著 やさしいKotlin入門(カットシステム)、伊藤静香著 アルゴリズムをはじめよう(インプレス)
担当教員 中村 駿介

到達目標

1. グラフ理論の基礎を知る.
2. グラフ理論の応用例を提示することができる.
3. グラフ理論の応用例を提案することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 グラフ理論の基礎知識グラフ理論の用語・定理がわかり、応用することができる.グラフ理論の用語・定理がわかる.グラフ理論の用語・定理がわからない.
評価項目2 応用例の提示グラフ理論の応用例を掲示することができ、その理由も詳細に説明することができる.グラフ理論の応用例を掲示することができ、その理由も説明することができる.グラフ理論の応用例を掲示することができない.
評価項目3 応用例の提案グラフ理論の応用例が提案でき、その理由も詳細に説明することができる.グラフ理論の応用例を提案することができる.グラフ理論の応用例を提案することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では、グラフ理論を扱う.グラフ理論は、様々な工学分野に応用されている.
そこで、リベラルアーツ特論2では、アプリケーションの制作を通して、グラフ理論の応用を考える.
授業の進め方・方法:
グループワーク形式で授業を行う.前半は各学科で、後半は様々な学科を混ぜてグループワークを行う.
ノートパソコンを持参すること(ノートパソコンがない場合は,担当教員に相談すること).
後期全体の流れは次のとおりである.
1. 3班に分かれ、Android Studio、Kotlin、フローチャートのうち1つを学ぶ.
2. チュートリアルとして指定したアプリを完成させる.
3. 2で作成したアプリに関連する応用例を考え、アプリを洗練する.
4. プレゼンテーションソフト、エミュレーターを用いて、作成したアプリケーションについて全体発表をする.
注意点:
1. この科目は通年科目である.
2. 欠席の場合は、必ず配布物などを各自手配し、次の授業までに前の授業内容を把握しておくこと.
3. 評価方法は下の「評価割合」の通りとし、60点以上を合格とする.
4. 次回の授業までに、必要な図書等を準備しておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・班分け 授業の内容、進め方を理解する.班分けを行う.
2週 各班で指定された課題に取り組む1 Kotlin担当:後半で利用するプログラムを考える.
フローチャート担当:後半で利用するフローチャートを考える.
Android Studio担当:チュートリアルのアプリを作成する.
3週 各班で指定された課題に取り組む2 Kotlin担当:後半で利用するプログラムを考える.
フローチャート担当:後半で利用するフローチャートを考える.
Android Studio担当:チュートリアルのアプリを作成する.
4週 各班で指定された課題に取り組む3 Kotlin担当:後半で利用するプログラムを考える.
フローチャート担当:後半で利用するフローチャートを考える.
Android Studio担当:チュートリアルのアプリを作成する.
5週 各班で指定された課題に取り組む4 Kotlin担当:後半で利用するプログラムを完成させる.
フローチャート担当:後半で利用するフローチャートを完成させる.
Android Studio担当:チュートリアルのアプリを完成させる.
6週 アプリケーションを完成させる1 第2週目~第5週目で作成したKotlinのプログラム、フローチャート、Android Studioのチュートリアルを参考に、指定のアプリを作成する.
7週 アプリケーションを完成させる2 第2週目~第5週目で作成したKotlinのプログラム、フローチャート、Android Studioのチュートリアルを参考に、指定のアプリを完成させる.
8週 復習 前半の内容を復習する.
4thQ
9週 アプリケーションを洗練する1 第6週目~第7週目で作成したアプリを洗練するため、実社会で利用できるようなグラフ理論の応用を考える.
10週 アプリケーションを洗練する2 前週に考えた応用機能を搭載したアプリを作成する.
11週 アプリケーションを洗練する3 前週に引き続き応用機能を搭載したアプリを作成する.
12週 アプリケーションを洗練する4 アプリを完成させる.
13週 発表資料の準備1 プレゼンテーションソフトを利用して、発表準備をする.
14週 発表資料の準備2 発表スライドの提出をする.
15週 全体発表 作成したアプリとグラフ理論の応用について、全体発表する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表レポート課題学習の成果物態度その他合計
総合評価割合305020000100
基礎的能力0000000
専門的能力305020000100
分野横断的能力0000000