応用数学Ⅰ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用数学Ⅰ
科目番号 0137 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「新応用数学」(大日本図書)
担当教員 谷野 忠和

到達目標

1. 複素関数に関する問題を解くことができる。
2. 複素積分を実数積分に応用することができる。
3. ベクトル関数に関する問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複素関数に関する問題を解くことができる。複素関数に関する問題を解くことができる。複素関数に関する問題を解くことができる。
評価項目2複素積分を実数積分に応用することができる。複素積分を実数積分に応用することができる。
評価項目3ベクトル関数に関する問題を解くことができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
工学上の問題を解決するために必要な数学能力を身に着けることを目的とする。
特に、複素関数およびベクトル関数に関する内容を理解することを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿った解説および学生の演習を中心に行う。
応用数学は理解が難しい授業であるため、自ら演習問題を解くなど、積極的に予習復習をすることが不可欠である。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 複素数の定義とその基本的な性質
2週 複素関数・正則関数
3週 コーシー・リーマンの関係式
4週 正則関数による写像
5週 逆関数
6週 複素積分
7週 コーシーの積分定理・積分表示
8週 数列と級数・関数の展開
2ndQ
9週 留数と留数定理
10週 空間のベクトル
11週 外積・内積
12週 ベクトル関数
13週 曲線・曲面
14週 勾配
15週 発散と回転
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000