CAD演習

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 CAD演習
科目番号 0221 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 SolidWorksによる3次元CAD (門脇、藤本、高瀬、黒田、実教出版)   配布資料、SolidWorksオンラインマニュアルなど
担当教員 青野 雄太,南山 靖博

到達目標

1.3D-CADによる部品モデリング法の習得
2.3D-CADによる組立モデリング法の習得
3.3Dデータから2D図面への移行方法の習得

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目13D-CADによる部品モデリング法を習得できる.3D-CADによる部品モデリング法をある程度習得できる3D-CADによる部品モデリング法を習得できない.
評価項目23D-CADによる組立モデリング法を習得できる.3D-CADによる組立モデリング法をある程度習得できる.3D-CADによる組立モデリング法を習得できない.
評価項目33Dデータから2D図面への移行方法を習得できる.3Dデータから2D図面への移行方法をある程度習得できる.3Dデータから2D図面への移行方法を習得できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3D-CADの基本操作法と機械製図の知識を基にしたモデリング法を習得すること、および3Dデータから2D図面への移行ができるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義では、各回ごとに3D-CADの概要、基本的なコマンド、使用方法等を説明し、講義内容に対応した演習を行う。
なお、演習室での飲食は禁じる。また、パソコンの取り扱いには十分に注意すること。
受講態度が悪い場合や注意事項に従わない場合には,講義の進行妨害とみなし退出を求める。
注意点:
定期試験50%、演習50%で評価し、60点以上を合格とする。演習は課題が全て提出されない場合、評価しない。再試験は必要に応じて行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 CADの概要 製造業におけるCADの役割を説明できる。
2週 3D-CADの基本的なコマンドと初期設定の説明 3D-CADの仕組みを説明できる。
3週 3D-CADの基本的な使い方1 簡単な3Dモデルを作成できる。
4週 3D-CADの基本的な使い方2 3Dモデルから2D図面を作成できる。
5週 3D-CADの基本的な使い方3 3Dモデルの仕様変更ができる。
6週 3D-CADによる部品作成1 種々の機能を利用して複雑な3Dモデルを作成できる。
7週 3D-CADによる部品作成2 種々の機能を利用して複雑な3Dモデルを作成できる。
8週 3D-CADによる部品作成3 種々の機能を利用して複雑な3Dモデルを作成できる。
2ndQ
9週 3D-CADによる組立て1 3D部品を組立てることができる。
10週 3D-CADによる組立て2 組立てた3D-CAD構造の仕様変更ができる。
11週 3Dデータから2D図面への移行1 3Dモデルから2D部品図を作成できる。
12週 3Dデータから2D図面への移行2 3Dモデルから2D組立図を作成できる。
13週 総合演習1 簡単な機械構造物の3Dモデルを作成できる。
14週 総合演習2 簡単な機械構造物の3Dモデルを機能するよう修正できる。
15週 総合演習3 簡単な機械構造物の3Dモデルの2D図面を作成できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図CADシステムの役割と構成を説明できる。2前1
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力1010000020
専門的能力4040000080
分野横断的能力0000000