工業英語

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0245 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜、参考資料およびレポートとしてプリントを配布する。参考図書:機械系の工業英語(牧野州秀,生水雅之,コロナ社)。機械を説明する英語(野澤義延,工業調査会)
担当教員 田中 大

到達目標

1. 基礎的な英単語力を身につけることができる。
2. 簡単な工業英語の英文を理解できる。
3. FE試験問題レベルの英文を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎的な英単語を400語覚えることができる。基礎的な英単語240語覚えることができる。基礎的な英単語240語覚えることができない。
評価項目2簡単な工業英語の英文を理解でき、適切に和訳できる。簡単な工業英語の英文を理解でき、ある程度和訳できる。簡単な工業英語の英文を理解できない。
評価項目3FE試験問題レベルの英文を理解できる。FE試験問題レベルの英文をある程度理解できる。FE試験問題レベルの英文を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
工業英語の読解力をつけることを目的とし、簡単な英文を理解できる能力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業中にプリントを配布し、これを各自が解くことで、工業英語に用いられる基礎的な表現・単語等を身につける。自らが積極的に問題を解いていく必要がある。
また、専門分野の文章では辞書に掲載されていない特殊な単語があることを知り、持てる想像力を駆使して内容を理解しなければならない。
注意点:
点数配分:小テスト20点(講義中に10回行い、それぞれの小テストの配分は2点とする)、および中間試験と期末試験をそれぞれ100点満点で行い、
総合成績は(小テストの点数)+(中間試験の点数)×0.32+(期末試験の点数)×0.48=100点満点で評価する。
評価基準:総合成績60点以上を合格とする。
再試験:原則として学年末に1回のみ行い、最高点は60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業の全体像を理解できる。
2週 Dynamics (動力学) 動力学に関する英文を理解できる。
3週 Dynamics2 (動力学2) 動力学に関する英文を理解できる。
4週 Fluid Mechanics (流体力学) 流体力学に関する英文を理解できる。
5週 Fluid Mechanics2 (流体力学2) 流体力学に関する英文を理解できる。
6週 Mathematics (数学) 数学に関する英文を理解できる。
7週 Mathematics2 (数学2) 数学に関する英文を理解できる。
8週 Chemistry (化学) 化学に関する英文を理解できる。
4thQ
9週 Statics (静力学) 静力学に関する英文を理解できる。
10週 Material Science (材料科学) 材料力学に関する英文を理解できる。
11週 Thermodynamics (熱力学) 熱力学に関する英文を理解できる。
12週 Thermodynamics2 (熱力学2) 熱力学に関する英文を理解できる。
13週 長文演習 長文を読むことができる。
14週 長文演習 長文を読むことができる。
15週 長文演習 長文を読むことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2

評価割合

試験英単語テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6020000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000