機械工学実験

Course Information

College Kurume College Year 2017
Course Title 機械工学実験
Course Code 0278 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Experiment Credits School Credit: 3
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 3
Textbook and/or Teaching Materials 前後期の実験テーマを各1冊にまとめた実験説明書。  実験テーマに関連する教科書・参考書、ガイダンスまたは各自で収集した資料
Instructor harada toyomitsu,IZUMI Naoshi,中武 靖仁 ,石丸 良平 ,青野 雄太 ,谷野 忠和 ,中尾 哲也 ,田中 大 ,細野 高史 ,南山 靖博 ,渡邊 悠太

Course Objectives

1.実験で用いる各種の機械や計測機器の操作ができる。
2.実験結果を整理することができる。
3.実験結果を工学的に解析・考察して報告書を作成することができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
.実験で用いる各種の機械や計測機器の操作ができる。実験で用いる各種の機械や計測機器の操作ができる。実験で用いる各種の機械や計測機器の操作がある程度できる。実験で用いる各種の機械や計測機器の操作ができない。
.実験結果を整理することができる。実験結果を整理することができる。実験結果を整理することがある程度できる。実験結果を整理することができない。
実験結果を工学的に解析・考察して報告書を作成することができる。実験結果を工学的に解析・考察して報告書を作成することができる。実験結果を工学的に解析・考察して報告書を作成することがある程度できる。実験結果を工学的に解析・考察して報告書を作成することができない。

Assigned Department Objectives

JABEE D-1 See Hide
JABEE D-2 See Hide
JABEE F See Hide

Teaching Method

Outline:
機械工学において主要な分野に関連する実験を行い、実験テーマの現象や理論について理解を深める。各実験において、目的・内容・方法の理解、結果の整理・解析・考察能力、チームによる共同作業・調査・レポート作成能力を修得する。
Style:
実験テーマについて、目的と方法を明確に理解・把握させる。グループ作業により実験を行い、データ整理や考察を各自行う。実験結果に基づき、実験後の調査も含めて各自報告書を様式に従って作成し、期限内に提出する。
Notice:
各テーマ毎に、実験内容とレポート内容に基づいて評価し、それら全部の平均点で成績評価する。
各テーマのレポート未提出者は不合格とする。再試験は行わない。
評価基準:60点以上を合格とする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス 実験・実習の目標と、心構え,注意事項がわかる。
2nd FEM(有限要素法)による弾性解析 FEM(有限要素法)の簡単な原理と有用性、結果の不確かさとその原因を理解できる。
3rd 水の熱物性の測定 水の熱物性(比熱、飽和蒸気圧)の測定方法を理解し、得られた結果を考察できる。
4th 硬さ試験 各試験方法の特徴および材料強度上の意味について説明できる。
5th 物体まわりの流れと流体の力 物体表面の圧力と物体に働く高力の関係が説明できる
6th 種々のセンサー計測 機械的物理量を計測するポテンシオメータ,ロータリーエンコーダ,歪みゲージについて原理と使用方法について説明できる.
7th 歯車の歯厚測定 歯車の歯厚測定の原理を理解し、測定ができる。
8th フェログラフィによる潤滑油中の摩耗粉の観察 潤滑油中の摩耗粉の固定原理を理解し,高額観察像から作動状態を推定できる.
2nd Quarter
9th マイクロ水平軸風車の性能実験 風車性能試験法を説明でき,風車の特性曲線を得てその運転性能を説明できる.
10th シーケンス制御の基礎 基礎的なシーケンス制御を理解し、配線することができる。
11th 切削力の測定 切削条件と切削抵抗・仕上面の関係を説明できる。
12th ジャーナル軸受の実験 ジャーナル軸受の簡単な原理を理解し、性能評価をレポートとしてまとめることができる。
13th 実験研究1 レポートの作成の仕方がわかる。
14th 実験研究2 レポートの作成の仕方がわかる。
15th 実験研究3 レポートの作成の仕方がわかる。
16th
2nd Semester
3rd Quarter
1st ガイダンス 実験・実習の目標と、心構え,注意事項がわかる。
2nd DCサーボモータの制御実験 DCモータの制御を通して制御について理解することができる
3rd 光干渉法によるEHL油膜厚さの測定 光干渉法による油膜厚さの測定原理を説明でき,EHL特有の油膜形状を説明できる.
4th シーケンス制御の応用 シーケンス制御の応用として、ラダー回路を配線することができる。
5th 丸棒の熱伝達 自然対流・強制対流に関する測定を行い、円柱の温度分布を理論的・実験的に求め、測定誤差等を考察できる。
6th 遠心送風機の性能試験 送風機の性能曲線を得ることができる.
7th 炭素鋼の引張試験 試験方法および試験結果から得られる機械的性質について説明できる。
8th 歯車の精度測定 歯車の歯形誤差、歯すじ誤差、ピッチ誤差の測定原理を理解し、測定ができる。
4th Quarter
9th 単気筒ディーゼルエンジンの性能試験 機関性能試験法と負荷変動に対する燃料消費率と黒煙汚染度の関係について説明できる.
10th 応力集中の測定 断面が変化する部材の応力分布について説明できる。
11th 炭素鋼の熱処理 焼ならし・焼入れによる材料の組織および機械的性質の変化を互いに関連付けて説明できる。
12th ねじの測定 正しい長さの測定ができ,ねじの等級と円筒の幾何公差について説明できる.
13th 実験研究1 レポートの作成の仕方がわかる。
14th 実験研究2 レポートの作成の仕方がわかる。
15th
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal01000000100
基礎的能力060000060
専門的能力040000040
分野横断的能力0000000