到達目標
1.基礎的な計算力を習得する。
2.基礎的な日本語、英語の語彙力を習得する。
3.周囲の人と協調・協力してひとつのことを達成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
基礎的な計算力 | 基礎的な計算力がある。 | 基礎的な計算力がある程度ある。 | 基礎的な計算力がない。 |
基礎的な日本語、英語の語彙力 | 基礎的な日本語、英語の語彙力がある。 | 基礎的な日本語、英語の語彙力がある程度ある。 | 基礎的な日本語、英語の語彙力がない。 |
協調・協力 | 協調・協力ができる。 | 協調・協力がある程度できる。 | 協調・協力ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ものつくりに関する体験的な項目や電気電子現象などを取り上げながら、計算力、専門と関わりのある語彙力、実践的コミュニケーション力など総合的な基礎力の充実を図る。エネルギー、エレクトロニクス、practical communicationの各分野にバランスのとれたエンジニアとなるための基礎を培う。語彙力習得、予習復習及び課題学習など自己学習習慣の定着を図る。
授業の進め方・方法:
クラスを13~14名程度の少人数班に分け、班ごとに項目の演習を行う。各項目を1人以上の教員が担当する。A~Cの項目は指定回ごとに入れ替わる。たとえば初回は、第1班はA、第2班はB、第3班はCの項目に分かれ指定回の演習をする。次からは第1班がB、第2班がC、第3班がAの項に移る。Aは総合実験室、Bの項は電子通信実験室、Cの項は電気機器・自然エネルギー実験室を使用する。いずれの班も、毎回英単語・構文等の学習を継続する。
注意点:
評価基準:60点以上を合格とする。
教科書:『データベース4500 完成英単語・熟語 4th Edition』、桐原書店。
『データベース4500 4th Edition 準拠 書いて覚える英単語ノート』、桐原書店。
[項目B] 舟尾暢男 著『The R Tips [第3版]』、オーム社。
その他、各グループごとに別途指定する参考書、配付する資料等の教材。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
総合ガイダンス |
班編成とローテーション、英語語彙の学習方法の習得。
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2週 |
[A-1] 電気電子入門演習 |
抵抗の直列回路および並列回路について、合成抵抗の計算、ブレッドボードでの回路製作、テスターによる合成抵抗の測定ができる。
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3週 |
[A-2] 電気電子入門演習 |
ラダー回路について、合成抵抗の計算、ブレッドボードでの回路製作、テスターによる合成抵抗の測定ができる。
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4週 |
[A-3] 電気電子入門演習 |
無限ラダー回路について、合成抵抗の計算ができる。
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5週 |
[A-4] 電気電子入門演習 |
格子回路について、回路の対称性を用いた合成抵抗の計算、ブレッドボードでの回路製作、テスターによる合成抵抗の測定ができる。
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6週 |
[B-1] コンピュータ活用入門演習 |
パソコンのプログラミング環境の使い方を理解する。
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7週 |
[B-2] コンピュータ活用入門演習 |
初歩的な数値演算と文字列の処理を理解する。
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8週 |
[B-3] コンピュータ活用入門演習 |
初歩的なグラフと図形の処理を理解する。
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2ndQ |
9週 |
[B-4] コンピュータ活用入門演習 |
三角関数の初歩的な使い方と計算を理解する。
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10週 |
[B-5] コンピュータ活用入門演習 |
より高度な図形の処理を理解する。
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11週 |
[C-1] コミュニケーション入門演習 |
Overview / Survival English
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12週 |
[C-2] コミュニケーション入門演習 |
Asking Questions: The Basis of Interaction and Communications
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13週 |
[C-3] コミュニケーション入門演習 |
Unleashing Curiosity: The Magic Behind Questions
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14週 |
[C-4] コミュニケーション入門演習 |
Giving / Listening to a Self-Intro: Knowing and Expressing One's Self with Confidence / Asking Good Questions
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15週 |
[C-5] コミュニケーション入門演習 |
Consolidation: Summary and Review
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 2 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 1 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 1 | 前2 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 1 | 前2 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 1 | 前2,前3,前4,前5 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | 前11,前12,前13,前14,前15 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 成果物・発表など | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 | 60 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |