英語3

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語3
科目番号 3E06 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 American Headway Third Edition Multi-Pack 1B (Oxford University Press)、ネットアカデミーPowerWordsコース
担当教員 福田 かおる

到達目標

1.日常会話レベルの語彙、慣用表現、文法の知識を習得し、実際のコミュニケーションに活用できる。
2.身近な話題について基本的な表現を用いて書かれた英文を読み、概要が理解できる。
3.身近な話題について基本的な表現を用いて話される英語の発話を聞き、概要が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙・慣用表現教科書に使われている単語・慣用表現、およびネットアカデミーの指定された範囲の単語を理解し、使うことができる。教科書に使われている単語・慣用表現、およびネットアカデミーの指定された範囲の単語の意味を概ね理解できる。教教科書に使われている単語・慣用表現の意味を理解しておらず、ネットアカデミーの指定された範囲を終了していない。
リスニング教科書のリスニング演習に積極的に取り組み、概要が理解できる。教科書のリスニング演習に積極的に取り組み、年度当初に比べて聞く力が向上している。教科書のリスニング演習に積極的に取り組まず、年度当初に比べて聞く力が向上していない。
文法・読解教科書の文法事項を十分に理解し、英文の内容についての質問に英語で正確に答えることができる。教科書の文法事項を概ね理解し、英文の内容についての質問に英語で答えることができる。教科書の文法事項を理解しておらず、英文の内容についての質問に英語で答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1・2年で学んだ学習内容を土台に、英語を使った基礎的なコミュニケーション能力を向上させる。
授業の進め方・方法:
授業はテキストに沿って毎回2ページを目安に進める。教科書の演習問題は授業中に当てながら進め、授業でのパフォーマンスを評価する。また、教科書付随のワークブックや各ユニットの内容に対応した練習問題を自学用に課し、試験範囲に含める。定期試験にはリスニング問題も出題するので、教科書のリスニング音声をOnline Skills Programからダウンロードして学習すること。ネットアカデミーPowerWordsコースは、レベル2を終了した学生に課題点を付与する。
注意点:
(1)評価割合:試験70%、授業での発表10%、ネットアカデミー10%、ワークブック10%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。
(3)再試験:実施するが、課題や授業での発表がきちんと行われている学生のみ対象とする。
(4)事前学習:次回の学習範囲に目を通し、わからない語句を調べておく。前回のリスニング問題を復習しておく。
(5)学修単位:本科目は学修単位であるため授業時間以外での学修が必要であり、授業の予習・復習、ワークブック、練習問題プリント、ネットアカデミーによる事前事後の自学を課す。
(6)授業進度と試験範囲、評価方法:学生の理解度や社会情勢によって変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテ―ション
Unit 7 Dates to remember: Starter, Grammar: Simple Past
授業の進め方と課題の取り組み方を理解する。
導入部分の演習を行い、教科書の構成を理解する。
2週 Unit 7 Dates to remember: Practice, Speaking
教科書の内容を理解し、設問に答えることができる。過去の出来事についての会話をスムーズにやり取りできる。
3週 Unit 7 Dates to remember: Reading and Speaking 教科書の内容を理解し、設問に答えることができる。リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。
4週 Unit 7 Dates to remember: Vocabulary and Listening, Everyday English 教科書の内容を理解し、設問に答えることができる。
副詞の使い方を理解する。祝祭時の挨拶ができる。
5週 Unit 8 Eat in or out?: Starter, Grammar: Count and noncount nouns 教科書の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。some, any, a lot of の使い方を理解する。
6週 Unit 8 Eat in or out?: Practice 教科書の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。someとany、muchとmanyの使い分けがスムースにできる。
7週 Unit 8 Eat in or out?: Reading and Speaking. Listening
リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。リスニング問題を聞き取り、設問に答えることができる。
8週 前期中間試験 これまでに学習した内容の理解度を測る。
2ndQ
9週 Unit 8 Eat in or out?: Vocabulary and Pronunciation, Everyday English 日用品について話すことができる。ショッピングでの会話ができる。
10週 Unit 9 City living: Starter, Grammar: Comparative and superlative adjectives 教科書の内容を理解し、設問に答えることができる。形容詞の比較級を使った表現がスムーズにできる。
11週 Unit 9 City living: Superlative adjectives 教科書の内容を理解し、設問に答えることができる。形容詞の最上級を使った表現がスムーズにできる。
12週 Unit 9 City living: Reading and Listening リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。リスニング問題を聞き取り、設問に答えることができる。
13週 Unit 9 City living: Vocabulary and Speaking, Everyday English 地図上の建物の位置関係や道順を説明できる。
14週 Review これまでに学習した内容の理解を深め、コミュニケーション能力を向上させる。
15週 期末試験返却、試験の振り返り
16週
後期
3rdQ
1週 Unit 10 Where on earth are you?:Starter, Grammar: Present Continuous, Practice: Questions and negatives 現在進行形の使い方を理解する。疑問文・否定文を使った会話ができる。
2週 Unit 10 Where on earth are you?: Simple Present or present continuous?, some~/any~/every~/no~ 現在形と現在進行形の使い分けができる。some~, any~, ever~, no~の使い分けができる。
3週 Unit 10 Where on earth are you?: Reading and Listening リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。平易な文章の内容を速読で把握できる。リスニング問題を聞き取り、設問に答えることができる。
4週 Unit 10 Where on earth are you?: Vocabulary and Listening, Everyday English 人物の服装や外見を描写する表現を理解する。日常会話の例を理解し、例にならって発話できる。
5週 Unit 11 Going far: going to be going to を使って未来の計画を表現できる。
6週 Unit 11 Going far: Practice, Infinitive of purpose be going to の使い方を理解し、会話ができる。
不定詞を使って目的を表現できる。
7週 Unit 11 Going far: Reading and Speaking リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。
8週 後期中間試験
これまでに学習した内容の理解度を測る。
4thQ
9週 Unit 11 Going far: Vocabulary and Listening, Everyday English 気象に関する表現を理解し、使うことができる。
簡単な提案をすることができる。
10週 Unit 12 Never ever!:Starter, Grammar: Present Perfect, ever and never 現在完了形と過去形の違いを理解し、会話で使うことができる。
11週 Unit 12 Never ever!: Practice, yet and just, tense review 自分の経験を現在完了形で表現できる。動詞の時制を使い分けることができる。
12週 Unit 12 Never ever!: Reading and Listening リーディング本文の内容を理解し、設問に英語で答えることができる。リスニング問題を聞き取り、設問に答えることができる。
13週 Unit 12 Never ever!: Vocabulary and Speaking, Everyday English takeとgetを使った慣用表現を理解し、使うことができる。
旅行・交通に関する基礎的な表現を理解する。
14週 Review これまでに学習した内容の理解を深め、コミュニケーション能力を向上させる。
15週 期末試験のテスト返却、テストの振り返り これまで学習した内容を振り返り、定着させる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後7,後9,後13
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後7,後9,後13
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前2,前4,前6,前8,前9,前11,前13,前15,後1,後3,後6,後8,後12
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前4,前6,前8,前9,前11,前13,前15,後1,後3,後6,後8,後12
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前2,前4,前6,前9,前11,前13,後1,後3,後6,後8,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後7,後9,後13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前2,前4,前6,前9,前11,前13,後1,後3,後6,後8,後12
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前2,前4,前6,前9,前11,前13,後1,後3,後6,後8,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後10,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後5,後10,後11,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後7,後9
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前2,前4,前6,前9,前11,前13,後1,後3,後6,後8,後12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2後5,後11
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後5,後11
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後4,後7,後9
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後15
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後4,後7,後9
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後15
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2後15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後4,後5,後7,後9,後11
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前2,前4,前6,前9,前11,前13,後3,後6,後8,後12
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2後10,後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後4,後5,後7,後9,後10,後11
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前3,前5,前7,前10,前12,前14,後2,後4,後5,後7,後9,後10,後11

評価割合

試験ネットアカデミー授業時の発表ワークブック合計
総合評価割合7010101000100
基礎的能力7010101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000