応用英語2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用英語2
科目番号 4E02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 MasteryDrills for the TOEIC L&R TEST / Net Academy
担当教員 金城 博之

到達目標

1.TOEIC対策を通して動機づけを行うとともに、TOEIC受験に必要な英語力を身につける。
2.多くの英文に触れ、英文に慣れ親しむ。特に一般的な内容の英文を全員がWPM120以上を目指す。
3.毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を理解できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICに必要な基礎的な英語力を十分身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力を概ね身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力が身についていない。
評価項目2一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を十分理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を概ね理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を全く理解できない。 

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・授業の前半は、会話活動を行う。
・授業の後半は、基礎的なTOEIC問題を通して学習する。
授業の進め方・方法:
・必ず辞書を持参すること。ただし携帯電話・スマートフォン等を辞書として用いることを禁止する。
・速読演習は欠席等の場合は必ず自宅で行うこと。
 
注意点:
中間試験・定期試験90%、課題レポート10%を目安として評価する。
再試験は原則として行わない。
評価基準:60点以上を合格とする。 
本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。Net Academy +英語活動で30%、試験を70%で成績を評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Introduction  授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
2週 Unit 1 品詞代名詞 人物の動作表現を用いることができる。
3週 Unit 2 態・分詞 疑問詞で始まる疑問文を使うことができる。
4週 Unit 3 読解の基礎を身に付ける 語彙の基礎を身に付ける。
5週 Unit 4 詳細情報を特定する 詳細情報を特定できる。
6週 Unit 5 話の展開を読み取る 話の展開を読み取ることができる。
7週 Unit 6 接続詞・前置詞 Yes/No疑問文・選択疑問文が理解できる。
8週 Unit 7 内容把握問題に挑戦する 日常生活における会話を理解できる。
4thQ
9週 Unit 8 語彙問題・その他 アナウンス・宣伝を理解できる。
10週 Unit 9 時制代名詞語彙 ステートメント・付加疑問文が理解できる。
11週 Unit 10マルチプルパッセージ オフィスでの会話が理解できる。
12週 Unit 11 Part5の復習 トーク(会議・イベント)を理解できる。
13週 Unit 12 つなぎ語・文選択 オフィスでの会話
14週 Unit 13: パルチプルパッセージ ニュース・ラジオ放送が理解できる。
15週 Unit 14: Part6・7 図表問題と意図問題
16週 Unit 15 Part 1 ~ Part 4 総復習でこれまで学習した内容を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後2,後3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後2,後3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後3,後10
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後3,後10
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後4,後10
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後4,後5,後10
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後4,後5,後16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後4,後5,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後5,後10,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後5,後10,後16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3後5,後10,後16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後5,後10,後16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後5,後6,後10,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後6,後10,後16
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後6,後10,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後6,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後7,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後7,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後7,後16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後14,後15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後14,後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後14,後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000