概要:
これまでに学習した電気・電子・情報処理に関する知識を元に、電子計測の基礎、計測結果の取り扱い、各種の指示型計器から基本的な計測用電子回路、計測システムなどについて理解する。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は企業で家電製品の回路の正常動作確認を担当していた教員が、その経験を活かして、演習形式で授業を行うものである。実務経験のある教員による授業科目:この科目は企業で製作指導を担当していた教員が、その経験を活かして授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
講義を中心に、実際の計測器などを併用提示しながら解説する。学修単位科目であり、授業に際しては、十分な予習復習が必要である。授業に関する演習課題などでの学習を必須とする。専門用語等は英語での学習も進める。
注意点:
60点以上を合格とする。再試は一回のみ行う。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 4 | 前6 |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 4 | 前6 |
電子回路 | 演算増幅器の特性を説明できる。 | 4 | 前7 |
電子工学 | 電界効果トランジスタの構造と動作を説明できる。 | 4 | 前8 |
電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | 前6 |
計測 | 計測方法の分類(偏位法/零位法、直接測定/間接測定、アナログ計測/ディジタル計測)を説明できる。 | 4 | 前1 |
精度と誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。 | 4 | 前2 |
SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。 | 4 | 前3 |
計測標準とトレーサビリティの関係について説明できる。 | 4 | 前3 |
指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。 | 4 | 前4 |
倍率器・分流器を用いた電圧・電流の測定範囲の拡大手法について説明できる。 | 4 | 前5 |
A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。 | 4 | 前9,前10 |
電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる。 | 4 | 前6 |
ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理を説明できる。 | 4 | 前6 |
有効電力、無効電力、力率の測定原理とその方法を説明できる。 | 4 | 前6 |
電力量の測定原理を説明できる。 | 4 | 前6 |
オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 4 | 前9 |