リベラルアーツ特論1(グラフ理論)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 リベラルアーツ特論1(グラフ理論)
科目番号 4ER14 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:指定しない。 教材:プリントを配布する。 参考図書:石村園子著 やさしく学べる離散数学(共立出版)
担当教員 中村 駿介

到達目標

1. グラフ理論の基礎を知る.
2. グラフ理論の応用例を提示することができる.
3. グラフ理論の応用例を提案することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 グラフ理論の基礎知識グラフ理論の用語・定理がわかり、応用することができる.グラフ理論の用語・定理がわかる.グラフ理論の用語・定理がわからない.
評価項目2 応用例の提示グラフ理論の応用例を掲示することができ、その理由も詳細に説明することができる.グラフ理論の応用例を掲示することができ、その理由も説明することができる.グラフ理論の応用例を掲示することができない.
評価項目3 応用例の提案グラフ理論の応用例が提案でき、その理由も詳細に説明することができる.グラフ理論の応用例を提案することができる.グラフ理論の応用例を提案することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では、グラフ理論を扱う.グラフ理論は、様々な工学分野に応用されている.
そこで、リベラルアーツ特論1では、グラフ理論の基礎を学習する.
授業の進め方・方法:
輪講形式で授業を行う.1回の授業で,3人程度が発表を行う予定である.
■発表者
 配布プリントの発表部分を学習し,黒板を用いて発表ができるように準備をする.
 どんな質問でも,答えられるように準備をする.
 発表者は,聞き手にとってわかりやすい発表になるように工夫する.
 発表終了後に自己評価を行い,評価シートを教員に提出する.
■発表者でない学生
 発表者の発表を聞き,必要に応じて意見や指摘,質問などをする.
 発表終了後に評価をして,評価シートを発表者に渡す.

注意点:
1. この科目は通年科目である.
2. 欠席の場合は、必ず配布物などを各自手配し、次の授業までに前の授業内容を把握しておくこと.
3. 評価方法は下の「評価割合」の通りとし、60点以上を合格とする.
4. 次回輪講までに,次回内容に目を通しておくこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の内容、進め方を理解する.
2週 グラフについて1 グラフ理論のグラフを知る.
3週 グラフについて2 隣接行列、接続行列について理解する.
4週 グラフについて3 道・小道・閉路等の違いを理解する.
5週 グラフについて4 いろいろなグラフ(2部グラフ・完全グラフ・正則グラフ)を知る.
6週 グラフについて5 木について理解する.
7週 確認テスト1 グラフについて1~5で学習した内容を確認する.
8週 テストの返却と解説 テストの内容を理解する.
2ndQ
9週 平面的グラフ1 平面的グラフを理解する.
10週 平面的グラフ2 オイラーグラフとハミルトングラフについて理解する.
11週 平面的グラフ3 グラフの彩色について理解する.
12週 平面的グラフ4 地図の彩色(4色問題)について理解する.
13週 有限オートマトン1 状態と遷移について理解する.
14週 有限オートマトン2 有限オートマトンについて理解する.
15週 確認テスト2 平面的グラフ1~4,有限オートマトン1・2で学習した内容を確認する.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

確認テスト発表レポート学習の成果物態度その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000