到達目標
1.通信に関する基礎技術を理解し説明できる。
2.通信に関する解析手法を理解し説明できる。
3.情報の伝送方法に関する技術を理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 通信に関する基礎技術を理解し説明でき、応用できる。 | 通信に関する基礎技術を理解し説明できる。 | 通信に関する基礎技術を理解し説明できない。 |
評価項目2 | 通信に関する解析手法を理解し説明でき、応用できる。 | 通信に関する解析手法を理解し説明できる。 | 通信に関する解析手法を理解し説明できない。 |
評価項目3 | 情報の伝送方法に関する技術を理解し説明でき、応用できる。 | 情報の伝送方法に関する技術を理解し説明できる。 | 情報の伝送方法に関する技術を理解し説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
1
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JABEE B-1
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教育方法等
概要:
高度情報化社会において電気通信はこの社会を支える核技術の一つである。この授業では、通信技術の基礎的分野を解説し習得する。
実務経験のある教員による授業科目:この科目は企業で情報通信技術に関連する実務を担当していた教員が、その経験を活かして授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って説明するとともに、教科書の内容に加えて、適宜補助プリントを配布する。身近にある通信関連機器を題材にして授業を行い、理解を深める。
注意点:
中間試験 50%,期末試験50%を目安として評価する。60点以上を合格とする。不合格者についての再試は行わない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション |
講義の概略について解説を行う。
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2週 |
電気を使って情報を送る |
電気を使って情報を送る理由を過去の通信方法と比較して理解する。
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3週 |
アナログ通信とデジタル通信 |
アナログ通信とデジタル通信について違いと特徴を理解する。
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4週 |
変調、多重化、複信方式 |
変調や多重化、複信方式について、それを行う理由とそれぞれの特徴を理解する。
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5週 |
通信線の品質、信頼性 |
通信線の品質やシステムの信頼性について解説を行い、システム全体の信頼性の計算ができるようになる。
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6週 |
情報源と種類 |
情報源の種類とその情報の特徴を理解する。
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7週 |
情報の圧縮 |
情報の圧縮について情報源の種類による違いを理解する。
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8週 |
シリアル通信とパラレル通信 |
伝送路の伝送方式について理解する。
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2ndQ |
9週 |
フーリエ級数展開、フーリエ変換 |
周波数解析を行う上で必要なフーリエ変換等の数学的手法を理解する。
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10週 |
dBをつかった計算 |
信号強度の計算に必要なdBの概念について理解する。
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11週 |
アナログ変調(AM,FM) |
アナログ変調について理解する。
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12週 |
デジタル変調(ASK, PSK, FSK, QAM) |
デジタル変調について理解する。
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13週 |
光通信とOFDM通信 |
FTTHにおける光通信の多重化の仕組みや無線LANや地上波デジタル放送で利用されているOFDM通信について理解する。
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14週 |
まとめ(1) |
授業に関するまとめ、演習などを実施
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15週 |
まとめ(2) |
授業に関するまとめ、演習などを実施
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 4 | 前6,前7,前10,前11,前12,前13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 3 | 前6,前7,前10,前11,前12,前13 |
インターネットの概念を説明できる。 | 3 | 前6,前7,前10,前11,前12,前13 |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 3 | 前6,前7,前10,前11,前12,前13 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他,成果物 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |