照明設備

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 照明設備
科目番号 5E09 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:佐藤清史 箸「照明・電熱」東京電機大学出版局。参考著書:深尾保 著「改訂 電気応用Ⅰ」コロナ社。照 明学会偏「大学課程 照明工学(新版)」オーム社
担当教員 山本 哲也

到達目標

1.照明工学の基礎的な諸量や単位を習得し、単位変換の際の計算ができる。
2.各種光源の種類や基本構造について説明ができる。
3.配光曲線が理解出来、光束、照度の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
照明に関する諸量や単位諸量や単位を十分理解し計算ができる基本的な諸量や単位を理解している基本的な諸量や単位を理解していない
光源の種類や基本構造種類や構造について十分理解している種類や構造の概要を理解している種類や構造の概要を理解できていない
光束、照度の計算光束,照度の計算に習熟し照明設計ができる光束,照度の基礎的な計算ができる光束,照度の基礎的な計算がでない

学科の到達目標項目との関係

JABEE A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気エネルギーは、一般に他のエネルギー形態に変換されて利用される。本講義は、光への変換を中心に扱い、照明工学の分野について基礎を理解習得すると共に、その技術を活用できる応用力を身につける。
授業の進め方・方法:
主に板書により授業を進める。また、適宜、演習問題を配布し、それまでの講義の内容の復習を行う。
注意点:
期末試験80%、課題レポート20%を原則とする。
中間試験は行わない。再試験は原則1回のみ実施する。
評価基準:60点以上を合格とする。   

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 照明の基礎(放射と光) 放射と光について説明できる
2週 照明の基礎(照明工学の用語と単位) 照明諸量の定義と単位について説明できる
3週 照明の基礎(測光量) 測光量の定義と単位について説明できる
4週 照明の基礎(測光量間の関係) 照度,光度等の関係式について説明できる
5週 目と視覚 視感度,見え方,色について説明できる
6週 光源と発光の原理 温度放射,ルミネセンスについて説明できる
7週 放電現象 放電現象について説明できる
8週 白熱電球の原理と構造 白熱灯の発光原理と特徴を説明できる
4thQ
9週 蛍光ランプの原理と構造 蛍光灯の発光原理と特徴を説明できる
10週 測光法 光度、光束の測光法について説明できる
11週 配光 光源の配光特性について説明できる
12週 光束の計算 配光特性から光束計算ができる
13週 ルーソー図とその他の光束計算法 ルーソー図を用いて光束の計算ができる
14週 照度の計算(立体角投射の法則) 立体角投射の法則を用いて照度の計算ができる
15週 照度の計算(すい面積分の法則) すい面積分の法則を用いて照度の計算ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題演習合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000