日本事情

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0160 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 適宜必要な資料およびプリントを配布する。
担当教員 江島 孝則

到達目標

①自身の日本語の習得度を確認し、日本語でのコミュニケーション能力を向上させる。
②日本の歴史について、簡単な概容を把握・理解する。
③日本の社会・文化・考えについて学習し、日本人の精神性に触れる。
④現在の日本の社会がどのような問題を抱えているのかを理解し、そのことへの関心を高める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近年、さまざまなメディアのグローバル化などに伴って国際的な文化交流が盛んである一方、日本の文化の精緻さやその精神性が広く認知・着目されるようになってきている。本授業では、留学生を対象として、その日本の文化やそれを構築してきた日本の社会・民俗・歴史などについて学習し、日本に対する理解を深めてもらうことを目的とする。また、日本語の用法や知識に関して、主に語学の授業では扱わない内容などについても学習し、日本での生活の一助となる内容を目指す。
授業の進め方・方法:
配布資料に基づいて、留学生による日本語での読み上げ・各事項の説明・空欄への書き込みなどが授業の主体となる。その際、一方的な口頭による講義には終始せず、学生の「日本の何が知りたいのか」を重視して授業を進める。そのため、平易な日本語で構わないので、積極的な発言を奨励する。さらに、授業内容の大筋は守りながらもそれにとらわれず、多方面において「日本とはどのような国なのか」「自分の国と比べて何が違うのか」を議論することを心がける。場合に応じて視聴資料を活用する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 日本語のなりたちと構造
3週 日本語の用法①
4週 日本語の用法②
5週 日本語の用法③
6週 日本の都道府県
7週 日本の国土と気候
8週 日本の人口と面積
2ndQ
9週 日本の農業
10週 日本の工業
11週 日本の貿易・交通
12週 日本の水産業
13週 日本の国際関係
14週 日本人の名前
15週 日本の歴史:旧石器時代~古墳時代
16週
後期
3rdQ
1週 日本の歴史:飛鳥時代・奈良時代
2週 日本の歴史:平安時代
3週 日本の歴史:鎌倉時代
4週 日本の歴史:室町時代
5週 日本の歴史:安土・桃山時代
6週 日本の歴史:江戸時代①
7週 日本の歴史:江戸時代②
8週 日本の歴史:江戸時代③
4thQ
9週 日本の歴史:明治時代①
10週 日本の歴史:明治時代②
11週 日本の歴史:大正時代
12週 日本の歴史:昭和時代①
13週 日本の歴史:昭和時代②
14週 日本の現在
15週 発表
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000