東洋文学史

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 東洋文学史
科目番号 0166 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 講義中に資料(講義ノート、史料)を配布する。参考図書などは講義中に紹介する。漢和辞典を必ず持参すること。
担当教員 江島 孝則

到達目標

東洋文化圏の思考方法の特色を知る。
中国と日本の文学の領域を学ぶ。
中国と日本の多様な思想と文化活動を知る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1東洋思想の特色に理解を深められた。東洋思想について知ることができた。東洋思想について意欲的に学ぶことができなかった。
評価項目2日中それぞれの文学について理解が深められた。日中両国の文学について理解が得られた。日中の文学について、明確な理解が得られなかった。
評価項目3日中両国の文化の違いや影響関係を掴めた。日中両国の文化を比較検討できた。日中両国の文化について理解が得られなかった。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
東洋文化がどのようにして成り立ったのか、文学領域から考察することが本講義の目的である。
考察するにあたり儒学者の叙述する行為について講義を進めていく。
特に清代の儒者の思想と学問を取り上げ、その儒者の叙述に対する思想を学ぶ。
授業の進め方・方法:
配布した資料をもとに講義を進めていく。
講義中に発言を求める場合は、自分の意見を積極的に述べるようにすること。
何事にも興味を持ち、探究する心を忘れないようにすること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 文章を書くこと
2週 儒教の立場
3週 儒教の歴史①
4週 儒教の歴史②
5週 孔子と春秋と春秋学
6週 司馬遷と史記
7週 班固と漢書
8週 二つの三国志
4thQ
9週 清朝学術史
10週 儒者方苞とは
11週 方苞の春秋論
12週 方苞の司馬遷・班固論
13週 方苞の文学論
14週 方苞の周辺の論
15週 文章を書く意義
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。2
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。2
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。1
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。1
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。2
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。2
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。2
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。1
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。2
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。2
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。2
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60101010010100
基礎的能力60101010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000