到達目標
1.伝熱現象を理解し簡単な熱計算ができる。
2.各種の電気加熱方式を理解できる。
3.空気調和を理解し,ヒートポンプのしくみを説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
伝熱現象と熱計算 | 伝熱現象を詳細に説明でき熱計算に習熟している | 伝熱現象を説明でき基本的な熱計算はできる | 伝熱現象を説明できない.基本的な熱計算ができない |
各種電熱方式 | 各種の電熱方式を詳細に理解している | 基本的な電熱方式について理解している | 基本的な電熱方式を理解していない |
空気調和とヒートポンプ | 空気調和を十分理解し,ヒートポンプを詳細に説明できる | 空気調和の基本を理解し,ヒートポンプの考え方を説明できる | 空気調和を理解できていない.ヒートポンプの考え方を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生産設備や建築設備に広く使われる電気加熱と空気調和の基礎知識を修得し、電力の身近な応用への理解と省エネルギーへの関心を深める。
授業の進め方・方法:
主に板書により授業を進める。また、適宜、演習問題を配布し、それまでの講義の内容の復習を行う。本科目の内容は、「電気主任技術者」(電気加熱のみ)、「エネルギー管理士」の資格試験にも関連するので、それらの参考書などもあわせて学習することをすすめる。
注意点:
中間と期末の定期試験を100点法で行う。定期試験後再試を行うことがある。定期試験の平均点(80%)と課題(20%)で評価し60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電熱概要 |
電気加熱の特長を説明できる
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2週 |
電熱計算(基礎) |
熱オーム則を用いて基本問題を計算できる
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3週 |
電熱計算(応用) |
熱抵抗が分布する物体の電熱計算ができる
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4週 |
電熱計算(過渡現象) |
熱容量を用いて過渡現象の計算ができる
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5週 |
加熱方式 |
加熱方式の種類と特徴を説明できる
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6週 |
抵抗加熱 |
抵抗加熱の原理を理解し諸量の計算ができる
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7週 |
誘導加熱 |
誘導加熱の動作原理と特長,用途を説明できる
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8週 |
誘電・マイクロ波加熱 |
誘電・マイクロ波加熱の動作原理と特長,用途を説明できる
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4thQ |
9週 |
その他の加熱 |
アーク・赤外線・レーザ加熱など特長,用途を説明できる
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10週 |
電熱のまとめ |
電気加熱のまとめと復習
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11週 |
空気調和の概要 |
空気調和の考え方を理解できる
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12週 |
湿り空気線図 |
湿り空気線図を用いて各諸量の導出ができる
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13週 |
ヒートポンプ |
ヒートポンプの動作原理と特長を説明できる
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14週 |
熱負荷 |
熱負荷の考え方について理解できる
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15週 |
空調のまとめ |
空気調和のまとめと復習
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |