短期インターンシップ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 短期インターンシップ
科目番号 0299 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 企業等受け入れ先で準備された各種資料
担当教員 池田 隆,平川 靖之

到達目標

1.企業等での実習体験により、実社会での技術の理解力、表現力、交渉力の重要性を理解できる。
2.実習を遂行するなかで、社会における人間関係の重要性を理解できる。
3.企業等での技術活動の経験を、将来の進路設計に役立てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実社会での技術の理解力、表現力、交渉力の重要性を理解し、改善する計画を立てることができる。実社会での技術の理解力、表現力、交渉力の重要性を理解できる。実社会での技術の理解力の重要性を理解できる。
評価項目2社会における人間関係の重要性を理解し、どのような関係が好ましいか考察することできる。社会における人間関係の重要性を理解できる。企業における人間関係を説明できる。
評価項目3企業等での技術活動の経験から、将来の進路を具体的複数を検討するができる。企業等での技術活動の経験から、将来の進路を考えることができる。企業等での技術活動の経験を、将来の進路設計に役立ったと感じることができる。

学科の到達目標項目との関係

JABEE G-1 説明 閉じる
JABEE G-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実習受け入れ企業等において、受け入れ先から与えられたテーマ・実習計画に従って、夏期休業期間中に行う。実地体験を通して実社会の現場での工業活動を体験し、その成果を報告する。
授業の進め方・方法:
学生自身の興味や将来計画を参考にして実習先を決定する。受け入れ先で準備されたテーマに従って実習に従事する。期間は4日間以上とする。詳細については、別途ホームルームなどで説明を行なう。
注意点:
60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 受け入れ先で準備されたテーマに添って実験、試
験、開発、製造等を体験する。
企業等により設定される。
2週 受け入れ先の現場の見学、企業人との交流を行う
企業等により設定される。
3週 インターンシップ報告書の作成。 決めたれた様式の報告書を作成し、提出することができる。
4週 実施後の報告会で発表を行う。 決められた時間内に、分かりやすく成果を報告することできる。
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。2
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。2
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。1
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。2
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。2
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。1
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。2
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。2
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。2
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。1
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。1
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。2
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。2
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。2
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。1
専門的能力専門的能力の実質化インターンシップインターンシップ企業等における技術者の実務を理解できる。2
企業人としての責任ある仕事の進め方を理解できる。2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を総合的に判断することの重要性を理解できる。2
企業における社会的責任を理解できる。2
企業活動が国内外で他社(他者)とどのような関係性を持つかを理解できる。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができ、それを高めようと努力する姿勢をとることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「技術者が備えるべき能力」の必要性を理解できる。2
実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。2
社会経験をふまえ、企業においても自分が成長していくことが必要であることを認識できる。2
実務体験を企業や職種とのマッチングの場として考えて積極的な行動ができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合020070010100
基礎的能力0150500570
専門的能力050200530
分野横断的能力0000000