専門基礎(電気電子工学)

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 専門基礎(電気電子工学)
科目番号 1249 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気電子工学科1年次、2年次で使用する関連科目のテキスト及びプリント等資料
担当教員 池田 隆,越地 尚宏,平川 靖之,加藤 直孝,ウリントヤ

到達目標

1.専門科目の理解に必要な読解力があり日本語で表現できる。
2.専門科目における基礎問題に解答できる。
3.ICT機器の基本操作ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
3年次に編入する留学生を対象とし、電気電子工学科1年及び2年次で学習する事項の理解を深め3年次における専門科目の学習の進捗に併せた学力充実を図る。また、専門科目に関連する教材を活用して、学習に必要な日本語力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
3年生に編入学する留学生を対象とする必修科目である。講義は3年生の担任教員を中心に、関連科目の担当教員で実施する。1年、2年のカリキュラムで学習する内容の理解を深め、更に3年生での授業の理解を促進するよう、専門科目教科書の読解力向上、課題レポートを通じ日本語での表現力の充実を図る。
注意点:
平成29年度は実施しない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1.ガイダンス
2週 2.専門科目の理解に必要な用語
3週 3.電気電子工学基礎
4週 3-1.電気回路の基本法則(抵抗、コイル、コンデンサ)
5週 3-2.電気数学(複素関数)
6週 4.電気電子工学実習に関する事項
7週 4-1.電子部品の基礎
8週 4-2.電子回路の事例
2ndQ
9週 4-3.簡単な電子回路の製作
10週 5.電気回路
11週 5-1.直流回路(1)(2) 
12週 5-2.交流回路(1)(2)
13週 6.電気磁気学
14週 6-1.物質と電荷
15週 6-2.クーロンの法則
16週
後期
3rdQ
1週 6-3.静電誘導
2週 7.ICTの基礎
3週 7-1.インターネット接続
4週 7-2.インターネットリテラシ
5週 7-3.ネットワーク
6週 7-4.パソコンの活用
7週 7-5.プログラミング
8週 7-6.計算機アーキテクチャの基礎
4thQ
9週 8.電気電子CAD
10週 8-1.機械製図の基礎
11週 8-2.電子回路作図の基礎
12週 8-3.CADの基礎
13週 9.まとめ
14週 9-1.諸項目に関する演習
15週 9-2.諸項目に関する演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。4
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。4
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。4
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。4
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。4
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。4
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子回路利得、周波数帯域、入力・出力インピーダンス等の増幅回路の基礎事項を説明できる。4
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。4
変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。4
電力電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。4
計測精度と誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。4
情報系分野計算機工学与えられた順序回路の機能を説明することができる。4
分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。4
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。4
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。4
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。4
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。4
論理回路の動作について実験結果を考察できる。4
ディジタルICの使用方法を習得する。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000