英語1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語1
科目番号 1S07 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書:CROWN English Communication I(三省堂)、フェイバリット英単語・熟語コーパス3000(東京書籍)
担当教員 德永 美紀

到達目標

1.中学校で学習した内容を確認しながら、英文を読んだり書いたりするために必要な文法の基礎を習得する。
2.日常英語の基礎的な語彙や慣用表現を習得する。
3.様々なテーマの英文を読むことを通じて読解力や思考力を発展させる。 
4.英語の発音上のルール(音節、アクセント、文強勢、イントネーション、リズム、音の変化)に配慮しながら英文を読むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文法中学校で学習した内容を確認しながら、英文を読んだり書いたりするために必要な文法の基礎を十分習得する。中学校で学習した内容を確認しながら、英文を読んだり書いたりするために必要な文法の基礎を概ね習得する。中学校で学習した内容を確認しながら、英文を読んだり書いたりするために必要な文法の基礎を習得していない。
語彙日常英語の基礎的な語彙や慣用表現を十分習得する。日常英語の基礎的な語彙や慣用表現を概ね習得する。日常英語の基礎的な語彙や慣用表現を習得していない。
読解様々なテーマの英文を読むことを通じて読解力や思考力を十分発展させる。 様々なテーマの英文を読むことを通じて読解力や思考力を概ね発展させる。 様々なテーマの英文を読むことを通じて読解力や思考力を発展させられない。 
音読英語の発音上のルール(音節、アクセント、文強勢、イントネーション、リズム、音の変化)に配慮しながら上手に英文を読むことができる。英語の発音上のルール(音節、アクセント、文強勢、イントネーション、リズム、音の変化)に配慮しながら英文を読むことが概ねできる。英語の発音上のルール(音節、アクセント、文強勢、イントネーション、リズム、音の変化)に配慮しながら英文を読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中学校での学習内容を基礎にして新しい文法事項を系統的に学び、英語の「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能をバランスよく養成する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って進め、内容に応じて、言語活動を個人や共同(ペア・グループ)で行う。適宜,小テストや課題を課す。計画進度は各レッスンの目的や活動の状況に応じて変わることがある。
注意点:
(1)点数配分:中間試験35%、期末試験35%、小テスト・課題・授業内活動を30%とし、総合的に判断して合否を決める。
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試験を行うが、授業に参加し、課題を提出した学生を対象とする。
(4)指定された教科書のページを事前に読み、分からない語彙や文法を調べておくことを予習として課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション、中学校での学習の確認と補足 授業方法の確認、語学学習の心得等を知る。中学校で十分に学習できなった項目があれば確認する。
2週 Lesson 1 The Blue White Shirt: 英語と和製英語の比較 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
3週 Lesson 1 The Blue White Shirt: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(to不定詞、動名詞)
Another Point of View: On the Other Hand
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
4週 Lesson 2 Does It Spark Joy?: 片付けコンサルタント近藤麻理恵の軌跡 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
5週 Lesson 2 Does It Spark Joy?: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(現在完了、現在完了進行形、助動詞)
Another Point of View: KonMari Answers Your Questions
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
6週 Lesson 3 Hatching the Egg of Hope: アーティスト・ミヤザキケンスケのプロジェクト 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
7週 Lesson 3 Hatching the Egg of Hope: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(関係代名詞、分詞の形容詞的用法、受動態)
Another Point of View: Live as a Villain, Die as a Hero
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
8週 中間試験(1~7週の理解度確認) 4半期の学習内容を復習し、理解を定着させる。
2ndQ
9週 Lesson 1~3 文法事項を使ったグループ・アクティビティー 学んだ文法事項を使って自分の生活や趣味に関連した例文を作る事で理解を発信につなぐ。
10週 Lesson 4 Digging into Mystery: 縄文時代から現代へのメッセージ 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
11週 Lesson 4 Digging into Mystery: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(過去完了・過去完了進行形、関係代名詞what、S + V + O O=疑問詞節/if節)
Another Point of View: Trip to Jomon Village
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
12週 Lesson 5 Roots and Shoots: グドール博士が語る人間と自然の共生 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
13週 Lesson 5 Roots and Shoots: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(分詞構文、it ~ that... 形式主語、同格)
Another Point of View: Message for High School Students
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
14週 Lesson 4~5 文法事項を使ったグループ・アクティビティー 学んだ文法事項を使って自分の生活や趣味に関連した例文を作る事で理解を発信につなぐ。
15週 Lesson 1~5 Review(期末試験返却)
前期の学習内容を復習し、理解を定着させる。
16週
後期
3rdQ
1週 前期の復習 前期期末試験、夏休みの宿題を振り返り、語彙や文法事項を定着させる。
2週 Lesson 6 You and Your Smartphone: スマートフォン普及の功罪 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
3週 Lesson 6 You and Your Smartphone: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(関係副詞、S + V + O + C O=原形不定詞/分詞
Another Point of View: Are You Using Your Smartphone in a Healthy Way?
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。文章中の例示の表現を知る。
4週 Lesson 7 Living in Alaska: 写真家・星野道夫が見たアラスカの姿 本文
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
5週 Lesson 7 Living in Alaska: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(seem to ~、 it seems that ~、S + is + that節、S + V + 分詞)
Another Point of View: When I was Sixteen
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
6週 Lesson 8 Not So Long Ago: 写真で振り返る20世紀 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
7週 Lesson 8 Not So Long Ago: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(仮定法過去、S + V + O + 疑問詞節、付帯状況を表すwih~)
Another Point of View: Images from the Trunk
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
8週 中間試験(1~7週の理解度確認) 4半期の学習内容を復習し、理解を定着させる。
4thQ
9週 Lesson 6~8 文法事項を使ったグループ・アクティビティ 学んだ文法事項を使って自分の生活や趣味に関連した例文を作る事で理解を発信につなぐ。
10週 Lesson 9 Our Lost Friend: 大英博物館のモアイ像の返還要求運動 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
11週 Lesson 9 Our Lost Friend: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(受動態の完了形、助動詞 + be + 過去分詞、関係代名詞の非制限用法
Another Point of View: Returning Stolen Treasures to Africa
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
12週 Lesson 10 Good Ol' Charlie Brown: チャールズ・シュルツが描き続けた仲間たち 本文 英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
13週 Lesson 10 Good Ol' Charlie Brown: 本文の内容確認、文法事項の確認と演習(仮定法過去完了、used to ~、would~など、形式目的語のit)
Another Point of View: Would You Like to Make Friends with Lucy and Linus?
演習を通し、文法項目と語彙の理解を定着させる。
英文の理解を通して語彙、文法、発音など基本的な言語情報を習得する。
14週 Lesson 9~10 文法事項を使ったグループ・アクティビティ 学んだ文法事項を使って自分の生活や趣味に関連した例文を作る事で理解を発信につなぐ。
15週 Lesson 6~10 Review(期末試験返却) 後期の学習内容を復習し、理解を定着させる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13

評価割合

中間試験期末試験小テスト・課題・授業内活動合計
総合評価割合353530100
基礎的能力353530100
専門的能力0000
分野横断的能力0000