到達目標
知識:3DCGアニメーションの企画、設計、制作プロセスについて理解している
技能:ICTを課題解決のために活用できる
思考:自己の関心や社会的ニーズから適切なテーマ設定と課題解決策を立案できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
3DCGと映像表現 | 3DCGと映像表現について理解し、応用の可能性について理解している | 3DCGと映像表現について理解している | 3DCGと映像表現について理解していない |
評価項目2
モデリングの基本 | モデリングの基本操作について理解し、応用の可能性について理解している | モデリングの基本操作について理解している | モデリングの基本操作について理解していない |
評価項目3
アニメーションの基本 | アニメーションの手法について理解し、応用の可能性について理解している | アニメーションの手法について理解している | アニメーションの手法について理解していない |
評価項目4
仮想空間の環境設定 | カメラとライト、レンダリング設定について理解し、応用の可能性について理解している | カメラとライト、レンダリング設定について理解している | カメラとライト、レンダリング設定について理解していない |
評価項目5
オリジナル作品制作 | アニメーション作品の企画・設計・制作について理解し、応用した作品制作ができる | アニメーション作品の企画・設計・制作について理解し、単純な作品制作ができる | アニメーション作品の企画・設計・制作について理解できず、作品制作ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
メディア表現(美術表現)において、アニメーション表現は非常に重要な位置を占めている。こうしたアニメーション表現について、その発達過程から最新技法までを俯瞰しつつ、それを自在に使いこなすための理論を学ぶ。またキャラクターにどのような動きが可能となり、それがどう表現に結びついているかを学んだり、簡単なアニメーション制作を通じて「動く」感動と、様々なメディアで利用されるアニメーション技術を俯瞰的に学び、視野を広げる。さらに、3DCGアニメーション手法を用いて、形や色彩などの表し方を身に付け,意図に応じてツールの生かし方などを考え,創意工夫して表現する総合的な制作力を養う。
授業の進め方・方法:
3DCGソフト「blender」を使って、モデリング、アニメーション、ライティングとレンダリングなどの技法を学ぶことで、基礎的な3DCGアニメーションを制作できるようにする。
コンピュータ室で行う実習授業である。実習中、作業手順や、制作のポイントとなる部分の解説を行うため、実習には各自メモを取りながら参加をすること。また自分のノートPCを持参すること。
通常授業時の課題については、随時採点を行い、必要に応じてフィードバックを行う。(すべての課題に対し個別のフィードバックは時間が足りないため行わない)
注意点:
(1)点数配分:課題30%、作品制作発表の評価40%、期末試験30%
(2)評価基準:60点以上を合格とする
(3)再試験:必要に応じて実施するが、授業に参加し、課題を提出した学生を対象とする
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
評価項目1 オリエンテーション(3DCGと映像表現)
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3DCGを用いた映像表現についての理解を深める
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2週 |
評価項目2 モデリングの基本操作1 |
3D仮想空間におけるオブジェクトの制作を理解する
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3週 |
評価項目2 モデリングの基本操作2 |
3D仮想空間におけるオブジェクトの制作ができる
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4週 |
評価項目2 モデリングの基本操作3 |
3D仮想空間におけるオブジェクトの制作の応用が可能になる
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5週 |
評価項目2 マテリアルとテクスチャーマッピング |
オブジェクト表面に色と質感設定について理解する
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6週 |
評価項目3 アニメーションの基本1 |
キーフレームによるアニメーション手法について理解する
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7週 |
評価項目3 アニメーションの基本2 |
オブジェクトを用いたキーフレームアニメーションが可能になる
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8週 |
評価項目3 アニメーションの基本3 |
リギング(3Dモデルに骨組みを入れる工程)について理解する
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4thQ |
9週 |
評価項目3 アニメーションの基本4 |
オリジナル人型ロボットをなめらかに歩かせることが可能になる
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10週 |
評価項目4 物理シミュレーション |
現実世界の物理現象のシミュレートを理解する
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11週 |
評価項目4 仮想空間の環境設定 |
カメラ(被写界深度)とライト設定について理解する
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12週 |
評価項目4 レンダリング |
オブジェクトに光や影、質感などの要素を追加してリアルな映像を生成・出力する
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13週 |
評価項目5 オリジナル作品制作1 |
オリジナル短編アニメーション作品を企画・設計する
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14週 |
評価項目5 オリジナル作品制作2 |
オリジナル短編アニメーション作品を制作する
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15週 |
評価項目5 完成作品発表会 |
完成作品を鑑賞。総評。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 評価項目1 | 評価項目2 | 評価項目3 | 評価項目4 | 評価項目5 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 20 | 20 | 20 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 20 | 20 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |