概要:
化学物質・化学反応についての観察・実験などを行い、自然に対する関心や探究心を高めるための実験を行う。また、化学実験の心得と知識、技術の習得とともにレポートの書き方等を身につけて、座学の「化学」の本質をより興味深く理解する。
授業の進め方・方法:
計測機器、ガラス器具および試薬類を用いて化学の知識と技術を習得する。
注意点:
レポート(80%)と実験態度(20%)で総合的に評価する。
評価基準:60点以上を合格とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
化学実験心得とレポートの書き方等に関する説明 |
実験の基礎知識(安全防具の使用方法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応できる。
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2週 |
化学実験3~7に関する説明 |
ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。
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3週 |
第1属陽イオンの定性分析 |
第1属陽イオン分析を理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
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4週 |
第2属陽イオンの定性分析 |
第2属陽イオン分析を理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
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5週 |
第3属陽イオンの定性分析 |
第3属陽イオン分析を理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
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6週 |
未知試料溶液の定性分析(1回目) |
金属陽イオンの系統分析を理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
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7週 |
未知試料溶液の定性分析(2回目) |
金属陽イオンの系統分析を理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。
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8週 |
化学実験9~15に関する説明 |
実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
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4thQ |
9週 |
標準溶液の調製と中和滴定 |
中和滴定について理解し説明できる。 有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 試薬の調製ができる。 化学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。
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10週 |
比色分析 |
比色分析について理解し説明できる。 測定と測定値の取り扱いができる。 有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取り扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。
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11週 |
過酸化水素水の分解反応に関する反応速度式の決定 |
反応速度式について理解し説明できる。 測定と測定値の取り扱いができる。 有効数字の概念・測定器具の精度が理解できる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 代表的な気体の発生の実験ができる。 化学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。
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12週 |
ラスト法による分子量測定 |
ラスト法について理解し説明できる。 測定と測定値の取り扱いができる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
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13週 |
分解電圧の測定 |
分解電圧について理解し説明できる。 測定と測定値の取り扱いができる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取り扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。
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14週 |
クロマトグラフィー |
クロマトグラフィーについて理解し説明できる。 ガラス器具の取り扱いができる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。
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15週 |
アルデヒド類の性質 |
アルデヒド類について理解し説明できる。 レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 試薬の調製ができる。 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 化学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 3 | 後1,後8 |
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 3 | 後1,後8 |
測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13 |
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | 後9,後10,後11 |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
ガラス器具の取り扱いができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後14 |
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後15 |
試薬の調製ができる。 | 3 | 後9,後15 |
代表的な気体発生の実験ができる。 | 3 | 後11 |
代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後7 |
工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後11,後15 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後10,後13 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後12 |