概要:
本講義では、3年前期科目である「CAD演習」において、3D-CADソフトウェアを用いる事前準備として、必要不可欠な機械製図の基礎を習得することを目的とする。そこで、前半は2次元図面での製図法、後半はねじ、歯車などの機械要素の製図および3D-CADの概要と基本操作を学ぶ。
授業の進め方・方法:
本講義では、JIS製図規格、製作図、歯車などの機械要素の製図および3D-CADの概要と基本操作を学ぶ。
実習用として、製図用具(定規、コンパスなど)があれば望ましい。
注意点:
試験50点+演習50点で評価する。60点以上を合格とする。原則として再試を行わない。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後1 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2 |
線の種類と用途を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後3 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2 |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,後4,後5 |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 3 | 後6,後7 |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 3 | 後10,後12 |
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 2 | 後13,後14,後15 |
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12 |