概要:
C言語は、高水準言語でありながら、アセンブリ言語に近い自由度を持った記述が可能なプログラミング言語である。そのため、産業界において最も広く普及している。本授業では、本科1年科目であるプログラミングⅠに引き続き、プログラムの書き方、書かれたプログラムの読み方、プログラミングの環境や仕組みを学習する。
授業の進め方・方法:
教科書、配布プリントなどを用いた講義をおこなう。授業の形態は、講義と演習を進行状況に合わせて交互に行う。また、理解を深めるため、レポート課題を課す。本授業では、1年時に受講したプログラミングⅠの復習の授業も行うが、演習または復習による自学自習を基本とする。本科目は、3年前期のプログラミングⅢへと継続する。
関連科目:プログラミングⅠ,プログラミングⅢ
注意点:
教科書は、プログラミングⅠで用いたものと同じ教科書を用いる。
点数分配:評価割合に従い行う。その他は、小テストとレポート課題とする。
評価基準:60点以上を合格とする。
再試:再試を行う。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 1 | |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 1 | |
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。 | 1 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 2 | 後15 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 3 | 後15 |
変数の概念を説明できる。 | 3 | 後15 |
データ型の概念を説明できる。 | 3 | 後15 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | 後15 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | 後15 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 前15 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | 前15 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 3 | 前15 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | 後15 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | 後15 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 2 | 後15 |