英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅲ
科目番号 3S05 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 BIG DIPPER English Communication Ⅲ (数研出版), BIG DIPPER English Communication Ⅲ ワークブック(復習用教材), 英和辞典、ビジョンクエスト総合英語(文法参考書)
担当教員 米永 正敏

到達目標

1.文法力を強化し、英文の構造を理解して読めるようになる。
2.基礎的な語彙力を強化する。
3.様々なトピックに触れ、視野を広げる。
4.ディクテーションや音読を通じて会話能力の基礎を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書の文章がすべて理解できる。ノートを参照すれば、教科書の文章がほぼ理解できる。学習した内容を、自分で記録したノートが無い。
評価項目2教科書に即した単語テストで80%以上得点する。教科書に即した単語テストで60%以上得点する。単語テストで60%以上得点できない。
評価項目3学習した部分のCDを聞いて、内容が理解できる。英語のアクセントやイントネーション、語のつながりに注意することができる。英語を話したり聞いたりする際に、イントネーションやアクセント、語のつながりに注意を払うことが重要性だと理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1・2年で学んだ学習内容を土台に、英語を使った基礎的なコミュニケーション能力を向上させる。
多様なトピックの英文に触れることによって「読む」「聞く」技能を強化することに加え、既習の文
法事項の確認と語彙の増強によって「書く」ための基礎を固める。さらに音読等による発音の練習に
よって「話す」ことへの自信をつける。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って、1回に1Lesson(1Part)を目安に進める。各自でノートを作成し、本文の内
容把握及び新出語彙調べ等の予習を行ってくること。また、1Lesson毎に復習としてワークブックの
問題を解いてくること。
適宜、単語テスト、ディクテーションテスト、音読テストを行う。
注意点:
(1)評価:中間試験、期末試験70%、その他小テスト、課題レポート等で30%
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試験は必要な場合は実施する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション(授業と課題の説明、Soud Tips、Punctuation) 英語のアクセントやリズムの特徴を知る
2週 L1 歴史 Mile High (言い換え表現) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
3週 L2 スポーツ The 55-Year Race (時間的順序) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
4週 L3 科学 Chew and Chew Some More (対比) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
5週 L4 ウェブサイト Online Word-of-Mouth  本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
6週 L5 自然 After the Flowers (因果関係) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
7週 L6 文化 India’s Incredible Industry (追加・列挙) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
8週 L7 旅行ガイド・グラフ World Weather (譲歩) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
2ndQ
9週 L8 人生 Alfred Nobel: A Person of Peace 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
10週 L9 自然 Great Migrations 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
11週 L10 パンフレット Art on Display 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
12週 L11 社会 Thinking Outside the Box 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
13週 L12 科学 She Sells Seashells by the Seashore 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
14週 L13 ウェブサイト Antarctica by Cruise Ship 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
15週 L14 心理 Keys to Winning 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
16週
後期
3rdQ
1週 L15 科学 The Immortal Jellyfish (新聞記事の読み方) 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
2週 L16 新聞記事 Miracle on the Hudson 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
3週 L17 文化・国際理解 Rude Japanese? Part 1 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
4週 L17 文化・国際理解 Rude Japanese? Part 2 文化・国際理解に関する語彙や表現を覚える。
5週 L18 環境 Bottled Water? No Water? Part 1 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
6週 L18 環境 Bottled Water? No Water? Part 2 環境・自然に関する語彙や表現を覚える。
7週 L19 情報社会 Manners Still Matter Part 1 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
8週 L19 情報社会 Manners Still Matter Part 2 コミュニケーション・情報社会に関する語彙や表現を覚える。
4thQ
9週 L20 心理・人生 Creating Your Own Luck Part 1 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
10週 L20 心理・人生 Creating Your Own Luck Part 2 心理・人生に関する語彙や表現を覚える。
11週 L21 科学・技術 Left in Space Part 1 本文の内容を理解し、設問を解くことができる。
12週 L21 科学・技術 Left in Space Part 2 科学・技術に関する語彙や表現を覚える。
13週 L22 Writing a Summary 1 (1) 要約文を作る 文章を読んで要旨をつかむ。
14週 L23 Writing a Summary 2 (1) 内容を絞る 文章を読んで要旨をつかみ、要約文にまとめる方法を知る。
15週 L24 Writing a Summary 3 (1) 意見と事実 文章に書かれている内容から、意見と事実を区別する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト等合計
総合評価割合7010010010100
基礎的能力7010010010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000