英語3

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語3
科目番号 3S06 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 制御情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 READ ON, THINK ON Ultra-basic Level / 英語演習ノートBLUE版 / Net Academy NEXT
担当教員 安部 規子

到達目標

1.身近な話題を取り上げた多くの英文に触れ、英文に慣れ親しむ。特に一般的な内容の英文を全員がWPM120以上を目指す。
2.これまで学んだ文法の基礎を復習するとともに、入試レベルにも対応できる応用力を身につける。
3.Net Academyを活用し、語彙の増強を図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎的な英語読解力と文法知識を十分身につけている。基礎的な英語読解力と文法知識を概ね身につけている。基礎的な英語読解と文法知識が身についていない。
評価項目2一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3入試レベルに対応できる語彙を身につけている。入試レベルに対応できる語彙を概ね身につけている。 入試レベルに対応できる語彙を身につけていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・この授業ではリーディングと文法の応用力の養成を目的とする。
・文法の教材では、基礎を復習するとともに、巻末の「入試編」を活用し応用レベルに対応できるようにする。
・ネットアカデミーを使い語彙を増やし、TOEICに向けたステップとする。
授業の進め方・方法:
・授業では、1,2年次の基礎力を発展させ、さらに高度なリーディングと文法の能力を養成する。
・授業はテキストに沿って進めるが、理解度や活動状況に応じて進度計画は変わることがある。
・適宜小テストや課題を課す。 
注意点:
(1) 中間試験・定期試験70%、ネットアカデミーの指定範囲(PowerWords Level 2)と課題を30%を目安として評価する。
(2) ネットアカデミー(Level2)の範囲は、前期はUnit 1-50、確認テスト1-10、実力テスト1(締め切り7月末日)、後期はUnit 51-100、確認テスト11-20、実力テスト2(締め切り1月末日)とする。また、範囲を4分割して、毎回の定期試験に出題する。
(3) 事前学習として次回の授業範囲を予習しておくこと。
(4) 評価基準:60点以上を合格とする。再試験は原則行わないが、行う場合は上記ネットアカデミーの指定範囲の終了と課題の提出を必須条件とする。また社会の状況により再試験を課題に変える場合がある。 本科目は学修単位であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction 
英語演習ノート 1-2
シラバスと授業の方針を理解する
文型・文の種類・基本時制について復習する
2週 READ ON, Unit 1 SHOP NAMES 英語のショップ名の語源を調べ歴史的地理的知識を深める。
3週 英語演習ノート 3-4 現在完了・過去完了・未来完了と助動詞の用法を復習する
4週 READ ON, Unit 2 HOW TO GET A SEAT ON A TRAIN 列車で席を取るこつについての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
5週 英語演習ノート 5-6 受動態と不定詞の基礎的用法を復習する。
6週 READ ON, Unit 3 FALSE RUMOR & PANIC BUYING フェイクニュースやSNSに関する英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
7週 英語 演習ノート 入試編 1-6 入試レベルの問題に取り組む。
8週 中間試験 これまでの学習内容の理解を確認する
2ndQ
9週 READ ON, Unit 4 KEEPING YOUR SMART PHONE CLEAN スマートフォンの消毒についての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
10週 英語演習ノート 7-8 不定詞の発展的用法と動名詞を復習する
11週 READ ON, Unit 5 STAYING SAFE WHILE WALKING 町での人々の歩き方についての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
12週 英語演習ノート 9-10 分詞と比較の用法を復習する
13週 READ ON, Unit 6 COLORFUL HAIRSTYLES ヘアスタイルやカラーに関する英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
14週 英語演習ノート 入試編7-10 入試レベルの問題に取り組む
15週 成績確認と復習 成績を確認し復習を行う
16週
後期
3rdQ
1週 英語演習ノート 11-12 関係詞の用法を復習する
2週 READ ON, 7 SMARTPHONE CAMERAS スマートフォンのカメラについての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
3週 英語演習ノート 13-14 仮定法と名詞・冠詞の用法を復習する。
4週 READ ON,8 SMART WATCHES スマートウオッチについての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
5週 英語演習ノート 15-16 代名詞と形容詞・副詞・疑問詞の用法を復習する。
6週 READ ON, 9 HAVE YOU JOINED A CLUB OR A CIRCLE? クラブやサークル活動についての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
7週 英語演習ノート 入試編 11-16 入試レベルの問題に取り組む
8週 中間試験 これまでの学習内容の理解を確認する
4thQ
9週 READ ON,10 ARE TYPHOONS BECOMING MORE DANGEROUS? 最近の強力化している台風に関する英文を読み、関連売る話題の表現を学ぶ。
10週 英語演習ノート 17-18 否定及び前置詞・群前置詞・句動詞用法を復習する
11週 READ ON, 11 LEARNING ENGLISH THROUGH GAMING ゲームについての英文を読み、関係する表現を学ぶ。
12週 英語演習ノート19-20 接続詞・特殊構文の用法を復習する
13週 READ ON, 12 MAROON 5 あるバンドについての英文を読み、関連する話題の表現を学ぶ。
14週 英語演習ノート 入試編 17-20 入試レベルの問題に取り組む
15週 成績確認と復習 成績を確認し復習する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前2,前3,後1,後2,後3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前2,前3,後2,後3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前3,前6,前10,後3,後4,後5,後6
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前3,前10,後3,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前4,前10,前12,前13,後1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前4,前5,前10,前12,前13,後1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前4,前5,前12,前13,後1,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前4,前5,前12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前5,前10,後10,後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前5,前10,後1,後3,後13,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前14,前15,後10,後11,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前5,前10,後10,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前5,前10,後14,後15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前5,前6,前10,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前6,前10,後11,後14,後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2前6,前10,後11,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前4,前5,前6,後11
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前4,前5,前6,前7,後11
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前4,前5,前6,前7,後10,後11
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前4,前5,前6,前7,後10,後11
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前14,前15,後7,後11
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2前14,前15,後7,後11
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前14,前15,後7,後11
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前14,前15,後7,後10

評価割合

試験小テスト・課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000