応用英語1

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用英語1
科目番号 4S01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 SCORE BOOSTER FOR THE TOEIC® L&R TEST INTERMEDIATE (KINSEIDO)、ネットアカデミー
担当教員 堀 奈緒子

到達目標

1. TOEICの問題形式に慣れ、TOEIC受験に必要な語句や表現、文法を習得する。
2. 日常会話やビジネスの場での英会話から必要な情報を聞き取り、理解することができる。
3. Eメールや広告、記事などのさまざまな文書から必要な情報を読み取り、理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語句、表現、文法テキストで使用されている語句や表現、文法の80%を習得している。テキストで使用されている語句や表現、文法の60%を習得している。テキストで使用されている語句や表現、文法の60%が習得できていない。
リスニングテキストのリスニング問題を一度聞いて理解し、必要な情報を得ることができる。テキストのリスニング問題を何度か聞いて理解し、必要な情報を得ることができる。テキストのリスニング問題を何度聞いても理解できず、必要な情報を得ることができない。
リーディングテキストのリーディング問題を一度読んで理解し、必要な情報を得ることができる。テキストのリーディング問題を何度か読んで理解し、必要な情報を得ることができる。テキストのリーディング問題を何度聞いても理解できず、必要な情報を得ることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
TOEIC受験対策のテキストを使用し、旅行やビジネス、日常生活などの各場面でよく使用される語句や表現を学び、聞き取ったり、読み取ったりできるようになることを目指す。リスニング問題ではまず概要を聞き取り、次に詳細を聞き取ることができるよう段階を踏んで理解を深めていく。ディクテーションを取り入れて、発音やイントネーションも習得していく。リーディング問題もまず、概要を読み取り、次に詳細を読み取ることができるよう、段階を踏んで理解を深めていく。情報を正確に理解できるよう、文法や英文の構造についても学んでいく。
授業の進め方・方法:
まず、旅行やビジネス、日常生活など各場面でよく使用される語句や表現を学び、ペアで繰り返し練習する。学んだ語句や表現が使用されたリスニング問題、リーディング問題を実際に解き、習得していく。文法や英文の構造も解説し、理解を深めていく。ディクテーションや音読も取り入れる。毎回の授業の最後にTOEICのMini Testを実施し、学んだ内容の確認と定着を図るとともに、TOEICの問いに慣れる。毎時間、授業のはじめに前回のReview Quiz(小テスト)を実施し、学んだ内容の定着を図る。授業外でネットアカデミーのPowerWordsに取り組む。
注意点:
(1)点数配分:定期試験60%、小テスト・課題・授業への参加度30%、ネットアカデミー10%
(2)評価基準:60点以上を合格とする  
(3)再試:再試験は実施しない。課題を与えることがある。
(4)事前学習:テキストのVocaburary & Phrasesの確認。毎時間小テストを実施するのでその範囲の学習。
(5)学修単位:本科目は学修単位であるため、1単位当たり 45 時間(授業 15 時間に対して 30 時間に相当する授業以外)の学修が必要である。授業の予習復習、ネットアカデミーによる、事前事後の自学を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
TOEIC L&R Mini Mock Test
予習や授業の進め方について理解する。
TOEICの問題形式に触れ、今の力を測る。
2週 Unit 1 Travel 旅行に関する語句、表現を覚える。名詞を学ぶ。(数えられる名詞・数えられない名詞、接尾辞)
3週 Unit 2 Dining Out レストランや食事・料理に関する語句、表現を覚える。形容詞を学ぶ。(名詞を修飾する、補語になる、接尾辞)
4週 Unit 3 Media メディアに関する語句、表現を覚える。副詞を学ぶ。(動詞・形容詞・副詞を修飾する、接尾辞)
5週 Unit 4 Entertainment エンターテインメントに関する語句、表現を覚える。時制を学ぶ。(現在・過去・未来・現在進行形・現在完了形)
6週 Unit 5 Purchasing 買い物に関する語句、表現を覚える。主語と動詞の一致を学ぶ。(3単元のs)
7週 Unit 6 Clients
まとめ
顧客との取引に関する語句、表現を覚える。能動態、受動態を学ぶ。(感情を表す表現、SVOOの受動態)
8週 中間試験 これまでの学習内容の理解度を測る。
2ndQ
9週 Unit 7 Recruiting 求人・採用に関する語句、表現を覚える。動名詞、不定詞を学ぶ。(動詞・前置詞の後ろに続く場合、目的を表す不定詞、定型表現)
10週 Unit 8 Personnel
人事に関する語句、表現を覚える。現在分詞、過去分詞を学ぶ。
11週 Unit 9 Advertising 広告・宣伝に関する語句、表現を覚える。代名詞を学ぶ。(主格・所有格・目的格・所有代名詞・再帰代名詞)
12週 Unit 10 Meetings 会議に関する語句、表現を覚える。比較を学ぶ。(比較級、最上級、as … as、その他の比較表現)
13週 Unit 11 Finance 予算・費用に関する語句、表現を覚える。前置詞を学ぶ。(理由・譲歩・時・条件、定型表現)
14週 Unit 12 Offices
まとめ
オフィスに関する語句、表現を覚える。接続詞を学ぶ。(理由・譲歩・時・条件)これまでの学習内容を復習し、知識を定着させる。
15週 成績確認 これまでの学習内容の理解度を把握する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前11
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

試験小テスト・課題・授業参加度ネットアカデミー合計
総合評価割合603010100
基礎的能力603010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000