応用英語2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 応用英語2
科目番号 4S02 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Lighting Up the TOEIC test® (KINSEIDO)
担当教員 金城 博之

到達目標

1.TOEIC対策を通して動機づけを行うとともに、TOEIC受験に必要な英語力を身につける。
2.多くの英文に触れ、英文に慣れ親しむ。特に一般的な内容の英文を全員がWPM120以上を目指す。
3.毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を理解できる。 

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICに必要な基礎的な英語力を十分身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力を概ね身につけている。TOEICに必要な基礎的な英語力が身についていない。
評価項目2一般的な英文をWPM120の速度で八割程度理解できる。一般的な英文をWPM100程度の速度で八割程度理解できる。一般的な英文を八割程度理解するためにWPM80程度の速度でしか理解できない。
評価項目3毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を十分理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を概ね理解できる。 毎分120語程度で話された身近なことや科学に関することの内容を全く理解できない。 

学科の到達目標項目との関係

JABEE E-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・授業の冒頭に、速読と会話活動を行う。適宜、英作文課題で表現力を高める。
・授業の後半は、基礎的なTOEIC問題を通して学習する。
・文法の復習を行い、次年度進路決定に向けたステップとする。
授業の進め方・方法:
・必ず辞書を持参すること。ただし携帯電話・スマートフォン等を辞書として用いることを禁止する。
・ショートテストを行い成績に加味する。

 
注意点:
(1) 中間試験・定期試験60%、課題レポート/授業態度25%、ネットアカデミーの指定範囲(PowerWords Level 3)15%を目安として評価する。
(2) ネットアカデミー(Level3)の範囲は、中間期末試験に出題する。それぞれの範囲は、後期中間:Unit51-Unit75および確認テスト、後期期末:Unit75-Unit100および確認テストとする。
※留年生については後日指示する。
(3) 評価基準:60点以上を合格とする。再試験は原則行わないが、行う場合でも、「課題等の学習状況が不良の者」と「授業中の学習態度が良好でない者」の受験を認めない。なお、本科目は学修単位であるので、課題等の提出を怠らないこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 Introduction & Unit 1 Traveling 授業方針を理解する。
語学の学習姿勢を理解する。
位置関係を表す前置詞の聞き取り
疑問文の聞き取り、自動詞他動詞の区別
2週 Unit 2 Daily life & Shopping 動作・動きの表現が理解できる
タイトルから文書の目的や内容を予測できる
3週 Unit 3 At Restaurant 動作・動きの表現の理解2
比較級・最上級の理解ができる。スキャニングを知る
4週 Unit 4 Job Hunting 依頼表現、修飾関係(関係代名詞、分詞の理解)
5週 Unit 5 At the office 1 オフィスでの表現
空所の前後のヒントで問題を解く方法の理解
6週 Unit 6 At the office 2 3人以上の写真
名詞・可算不可算名詞の理解、数字の読み方
7週 Unit 7 Review test 1 実際の問題を解いて、理解する
8週 Unit 7 Review test 1-2 実際の問題を解いて、理解する
4thQ
9週 Unit 8 Doing Business online 言い換え表現を理解する
仮定法を理解する。
10週 Unit 9 Housing 動作・動きを表す表現
前置詞のイメージをつかむ
用紙や票の問題になれる
11週 Unit 10 Making deals & contracts 言い換え表現を覚える
動名詞とto不定詞
12週 Unit 11 Public Service 効率的な選択肢の幅の狭め方を学ぶ
付加疑問文をマスターする
時や理由、譲歩を表す接続詞について学ぶ
13週 Unit 12 Banking & Finance 物が主語になる構文を理解する
副詞と福祉と形容詞の違いを理解する
14週 Unit 13 At Seminar & workshop 流れや文脈をつかむ
メールで使われる表現を学ぶ
15週 Unit New & Media 紛らわしい発音の単語を理解する
Yes/No以外の応答を学ぶ
時制について学ぶ
16週 Unit 15 Review test 2 実際の問題に触れて、形式になれる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2後2,後3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2後2,後3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2後3,後6,後10
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2後3,後10
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2後4,後10,後12,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2後4,後5,後10,後12,後13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2後4,後5,後12,後13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2後4,後5,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後5,後10
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後5,後10
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2後5,後10
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2後5,後10
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後5,後6,後10
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後6,後10
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後6,後10
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2後1,後4,後5,後6
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後4,後5,後6,後7
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2後5,後6,後7
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2後4,後5,後6,後7
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2後14,後15
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2後14,後15
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2後14,後15
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2後14,後15

評価割合

試験課題等/授業態度ネットアカデミー合計
総合評価割合602515000100
基礎的能力602515000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000