到達目標
1、憲法・法律についての基礎的な知識の習得。
2、憲法・法律の背景をなしている思想や人権理念の基礎的な理解。
3、憲法・法律と現代社会との関わりの理解。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 憲法の主要な条文の内容を理解し、説明できる。 | 憲法の主要な条文の内容を理解している。 | 憲法の主要な条文の内容を理解していない。 |
評価項目2 | 憲法の背景となる思想や人権理念の理解し、説明できる。 | 近代立憲主義や人権の歴史を理解している | 近代立憲主義や人権の歴史を理解していない。 |
評価項目3 | 憲法と現代社会の関わりを理解し、説明できる。 | 現代社会との関連で憲法を理解し自ら考える。 | 現代社会と憲法について関心や理解を有さない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
私たちの国や社会は、法律によって成り立っている。法律により私たちは自分や他人を守り、助けることができる。本講義では、憲法を中心に、私たちを成り立たせているルール・法律についての基礎知識の習得を目指す。
授業の進め方・方法:
授業は毎回に配布するレジュメを中心に進める。新聞記事などの紹介や、前回授業アンケートの紹介とその中の質問への応答も適宜行う。ミニッツペーパー(質問等を記入する用紙)を適宜配布する。
注意点:
定期試験(期末試験)80%、課題レポート10%、毎回の授業アンケートへの取り組み(理解・感想・質問など)10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション (講義の進め方・評価方法、法とは何か) |
法の概要や種類についての理解。
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2週 |
近代憲法の歴史と思想 |
近代立憲主義の歴史の概要の理解。
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3週 |
日本における憲法の歴史 |
日本における憲法の歴史の概要の理解。
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4週 |
前文・天皇条項 |
憲法前文の内容、および天皇条項の概要の理解。
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5週 |
憲法九条・平和条項 |
憲法九条に対する複数の解釈学説の理解。
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6週 |
基本的人権 |
基本的人権の歴史や意義についての理解。
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7週 |
包括的基本権・法の下の平等 |
憲法13条・14条の内容の理解。
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8週 |
精神的自由権 |
憲法21条等の内容の理解。
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2ndQ |
9週 |
経済的自由権・生存権 |
憲法25条等の内容の理解。
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10週 |
人身の自由・国務請求権 |
憲法18条・31条等の内容の理解。
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11週 |
参政権・国会 |
国会の仕組みの理解。
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12週 |
内閣・司法 |
内閣や裁判所の仕組みの理解。
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13週 |
財政・地方自治・憲法保障 |
地方自治や憲法改正条項などについての理解。
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14週 |
民法 |
民法の概要の理解。
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15週 |
現代社会と法・まとめ |
現代社会と法の関わりについて、および本講義の概要の理解。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |