到達目標
[内容は2023年度までのものから変更となっている]
タイル張りについて、基本的な数学的構造や構成についての知識や技術を得る.
自分で題材を探し、問題設定をして考えてみる.
自分が行った問題や考察についてまとめる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
| 主体的な学習活動ができる。 | 教員の指導の下で、主体的な学習活動ができる。 | 教員の指導の下でも主体的な学習活動ができない。 |
評価項目2
| 論理的な思考ができる。 | 教員の指導の下で論理的な思考ができる。 | 教員の指導の下でも論理的な思考ができない。 |
評価項目3 | 学習結果を自らまとめ発表できる。 | 教員の指導の下で学習結果を発表できる。 | 教員の指導の下でも学習結果を発表できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
身近な装飾などでも目にすることの多いタイル張りは数学的にも初等的なものからかなり高度なものまで興味深い構造や
未解決の問題をもっており,身近なもの以外でもさまざまな応用が考えられている.
基礎となるアイデアや必要な方法について知識,技術を得る.
得た知識、技術をもとに,自分で題材を選び問題設定をして考えてみる.
授業の進め方・方法:
タイル張りについての基本的な考え方や構成方法などの紹介を行う.
抽象的な数学用語や概念が新たに多く登場するが,できるだけ実際に計算を行ってみたり,タイルを作ったり描いてみたりして
具体性との均衡をとるように留意したい.
その後,各自自由に題材を選んで問題設定と分析を行い、結果をまとめる.
注意点:
参加状況や成果物などを総合的に評価する.
60点以上を及第とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
今後行うことの概要を把握する
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2週 |
基本事項 |
タイル張りの基本用語や概念を知る
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3週 |
単一多角形によるタイル張り |
タイル張りが可能な条件について考える
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4週 |
複数多角形によるタイル張り |
タイル張りが可能な多角形の組合せについて考える
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5週 |
双対タイル張り |
あるタイル張りから別のタイル張りを作る方法を考える
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6週 |
対称性と群:基本事項 |
対称性と群について知る
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7週 |
対称性と群:フリーズ群 |
直線的な帯状模様の対称性を分類する
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8週 |
対称性と群:壁紙群(1) |
平面上の対称性を分類する
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2ndQ |
9週 |
対称性と群:壁紙群(2) |
平面上の対称性を分類する
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10週 |
準周期タイル張り |
周期的でないタイル張りについて知る
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11週 |
自己相似タイル張り |
自己相似性、フラクタルについて知る
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12週 |
個別の活動1 |
題材、テーマを設定する
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13週 |
個別の活動2 |
分析を行う
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14週 |
個別の活動3 |
考察、検討を加える
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15週 |
個別の活動4 |
結果をまとめる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | 自己評価 | 学習の成果物 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 10 | 10 | 10 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 10 | 10 | 10 | 30 | 70 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |