データサイエンスと人工知能2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 データサイエンスと人工知能2
科目番号 5S19 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 制御情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Sebastian Raschka著,Python機械学習プログラミング,インプレス,その他配布資料
担当教員 松島 宏典

到達目標

1.機械学習適用方法について理解し,説明できる。
2.回帰分析について理解し,説明できる。
3.クラスタ分析について理解し,説明できる。
4.多層人工ニューラルネットワークについて理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械学習適用方法について理解し,活用できる。機械学習適用方法について理解し,説明できる。 機械学習適用方法について理解できない。
評価項目2回帰分析について理解し,活用できる。回帰分析について理解し,説明できる。 回帰分析について理解できない。
評価項目3クラスタ分析について理解し,活用できる。クラスタ分析について理解し,説明できる。 クラスタ分析について理解できない。
評価項目4多層人工ニューラルネットワークについて理解し,活用できる。多層人工ニューラルネットワークについて理解し,説明できる。 多層人工ニューラルネットワークについて理解できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
機械学習とディープラーニングを幅広いタスクやデータセットに適用できるようになるために講義を実践する。始めに,機械学習適用方法について紹介し,随時,回帰分析,クラスタ分析,多層人工ニューラルネットワーク,畳み込みニューラルネットワークについて取り扱う。Pythonによるプログラミングを通して,人工知能の基礎的な技術を身に付ける。
授業の進め方・方法:
講義演習形式で実施する。
注意点:
注意点:
(1)点数配分:定期試験100%とする。
(2)評価基準:60点以上を合格とする。  
(3)再試:再試験を行う。60点以上を合格(60点)とする。
(4)準備学習:事前に予習を済ませておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 講義に取り組むためのPythonの環境を整え,実践することができる。
2週 k分割交差検証 k分割交差検証について理解する。
3週 グリッドサーチ グリッドサーチについて理解する。
4週 多数決分類器 多数決分類器について理解する。
5週 AdaBoost AdaBoostについて理解する。
6週 BoW BoWについて理解する。
7週 ロジスティック回帰 ロジスティック回帰について理解する。
8週 LDA LDAについて理解する。
2ndQ
9週 線形回帰 線形回帰について理解する。
10週 RANSAC RANSACについて理解する。
11週 k-means k-meansについて理解する。
12週 階層木 階層木について理解する。
13週 人工ニューラルネットワークの訓練 人工ニューラルネットワークの訓練について理解する。
14週 人工ニューラルネットワークの実装 人工ニューラルネットワークの実装について理解する。
15週 総復習 得られた知識について再確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力200000020
専門的能力800000080
分野横断的能力0000000