科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 倫理
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『新倫理 最新版』、菅野覚明・熊野純彦・山田忠彰 他、清水書院  資料集:『新訂版 倫理 資料集 - ソフィエ -』、清水書院 その他資料については、講義中に適宜配布する。 
担当教員 藤木 篤

到達目標

1.倫理学史についての基礎的な知識を身につける。
2.現代社会における多様な倫理的諸課題を認識することができる。
3.現代社会が直面している倫理的諸問題を、自己の課題として捉えたうえで、先哲の基本的な考え方を手がかりにして、課題解決法について考察することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
人間尊重の精神に基づいて、青年期における自己形成と人間としての在り方生き方について理解と思索を深めさせるとともに、人格の形成に努める実践的意欲を高め、生きる主体としての自己の確立を促し、良識ある公民として必要な能力と態度を育てることを、主たる目的とする。
授業の進め方・方法:
原則として講義形式で授業を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 導入 - 授業の進め方と成績評価について
2週 青年期の課題と自己形成
3週 青年期の意義・自己の理解のために
4週 豊かな自己実現のために
5週 キリスト教思想
6週 イスラーム思想
7週 仏教
8週 古代中国思想
2ndQ
9週 日本の風土と外来思想の受容
10週 日本の風土と伝統
11週 日本における仏教の伝来と隆盛
12週 儒教の日本化
13週 日本文化と国学
14週 近世庶民の思想
15週 西洋近代思想の受容
16週
後期
3rdQ
1週 現代の特質と倫理的課題 (1)
2週 現代の特質と倫理的課題(2)
3週 人間の尊厳
4週 科学・技術と人間 (1)
5週 科学・技術と人間 (2)
6週 科学・技術と人間 (3)
7週 民主社会における人間の在り方
8週 自己実現と幸福
4thQ
9週 個人と社会の関わり
10週 現代における理性の問題
11週 生命倫理
12週 環境倫理
13週 家族・地域社会の課題
14週 高度情報化社会の課題
15週 技術者の役割と倫理的責務
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。2
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。2
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。2
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。1
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。1
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。1
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000