到達目標
①経済学とはどのような学問かを理解する。
②マクロ・ミクロ経済学の基本的な考え方を理解する。
③経済現象を経済学的に把握する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | マルクス経済学の概念を理解し、資本主義経済を説明できる。 | マルクス経済学の基本概念を理解できている。 | マルクス経済学の基本概念を理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
昨年度までは、いわゆる「近代経済学」の基本概念についての学んできた。そこで本年度の本講義では、マルクス経済学の基本的な考え方を学びます。マルクス経済学の基本的な見方・考え方を修得して、資本主義経済の本質を理解することを目的とします。
授業の進め方・方法:
講義は、基本的に受講生がレジュメを作成し、発表する。発表者以外の受講者には講義中に発言を必ず求める。議論に参加しない受講者は不合格となる可能性がある。成績評価は、発表(50%)、議論への参加(20%)、レポート(30%)の割合で算出する。60点以上が合格となる。なお再試は行わない。
注意点:
成績評価はレポートによる。レポートは、マルクス経済学の基本的な概念を論述したうえで、その矛盾を説得的に説明すること。なお基本的な概念は以下の通りである。「史的唯物観」、「階級」、「労働疎外」、「労働価値説」などである。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション |
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2週 |
階級と所有① |
階級と所有の関係について理解できる
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3週 |
階級と所有② |
同上
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4週 |
疎外論と唯物史観① |
労働疎外について理解できる
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5週 |
疎外論と唯物史観② |
唯物史観の公式を説明できる
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6週 |
疎外論と唯物史観③ |
労働疎外を唯物史観のなかで把握できる
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7週 |
投下労働価値概念の意義① |
労働価値説の基本概念について説明できる
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8週 |
投下労働価値概念の意義② |
同上
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4thQ |
9週 |
投下労働価値概念の意義③ |
剰余価値について理解できる
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10週 |
投下労働価値概念の意義④ |
搾取と労働価値説の関係を説明できる
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11週 |
マルクス経済学で日本社会を数量分析する① |
数理マルクス経済学の基本を理解できる
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12週 |
マルクス経済学で日本社会を数量分析する② |
同上
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13週 |
マルクス経済学で日本社会を数量分析する③ |
同上
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14週 |
マルクス経済学で日本社会を数量分析する④ |
同上
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15週 |
まとめ |
マルクス経済学を体系的に理解できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 50 | 0 | 20 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 20 | 0 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |