概要:
海外から本校制御情報工学科3年次に編入学した学生を対象に、3年次以降の専門科目を学ぶのに必要な基礎知識を修得する。
授業の進め方・方法:
必要な専門科目の基礎を、演習を行いながら理解し、応用できるようにする。
注意点:
海外から3年次編入生が在籍する当該年度に、編入生の既修得科目内容を考慮して設定する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 1 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 2 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 2 | 前1 |
製図用具を正しく使うことができる。 | 3 | 前2 |
線の種類と用途を説明できる。 | 3 | 前3 |
物体の投影図を正確にかくことができる。 | 3 | 前4,前5 |
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 1 | 後1 |
図形を正しく描くことができる。 | 1 | 後2 |
図形に寸法を記入することができる。 | 1 | 後3 |
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 1 | 後4 |
部品のスケッチ図を書くことができる。 | 1 | 後6 |
情報系分野 | プログラミング | プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 1 | 前11,前12 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 1 | 前13,前14 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 1 | 前15,後11 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 1 | 後12,後13 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 1 | 後14,後15 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 1 | |
計算機工学 | 整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 1 | 前6 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 1 | 前7 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 1 | 前8 |
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。 | 1 | 前9 |
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。 | 1 | 前10 |
情報通信ネットワーク | ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 1 | 後6 |
インターネットの概念を説明できる。 | 1 | 後7 |
情報数学・情報理論 | ブール代数に関する基本的な概念を説明できる。 | 1 | 後8 |
その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 2 | 後9 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 2 | 後9 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 2 | 後9 |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 1 | 後9,後10 |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 1 | 後10 |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 1 | 後10 |