英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 1320 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 制御情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Lighting Up the TOEIC Test (Kinseido) / Net Academy
担当教員 安部 規子

到達目標

1.ビジネス関連を始めとして国際社会で用いられる英語が、読解聴解の双方で理解できること。
2.これまで学んだ語彙や文法を実践的に活用できること。
3.TOEIC Testの出題形式に関する理解を深めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙基本的な語彙に加え、トピックに関連した語彙を理解できる。基本的な語彙はわかるが、トピックに応じた語彙は理解できない。基本的な語彙を理解できない。
評価項目2 リスニング授業中に実施するリスニングの穴埋めを8割以上正解する。授業中に実施するリスニングの穴埋めを5割以上正解する。授業中に実施するリスニングの穴埋めで正解が4割以下。
評価項目3 語法・文法語法・文法の基本的知識を応用し、難解な文でも応用できる。基本的な語法・文法の知識はあるが、応用が難しい。基本的な語法・文法の知識が定着していない。
評価項目4 速読毎分100語程度の英文を読み、その内容を細部に渡り理解できる。毎分100語程度の英文を読み、その内容の要旨を理解できる。毎分100語程度の英文を内容をつかみながら読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
この授業は、1~3年で学習した英語の文法や語彙を総合的に復習するとともに、現在英語コミュニケーション能力の尺度として社会で広く認知されているTOEIC Testの練習問題に取り組むことにより、より高いスコアを取得することを可能にするとともに、ビジネス関連を始めとして国際社会で用いられる英語が理解できるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
第1回目の授業ではTOEIC形式のテストを行い、各自の現在の英語力を把握する。毎回の授業ではいくつかのパートに焦点を合わせて実践演習を行う。英和辞典は必ず持参し、自律的に学習すること。授業外でもNetAcademyの「Power Words」及び「英文法コース」を各自で進め、学校で実施されるTOEIC IPや公開テストを受験することで、より高いスコアを取得することを期待する。
注意点:
(1)点数配分:中間試験及び期末試験で80%、Net Academy及び提出物等20%で総合的に評価する。
(2)評価基準:60点以上を合格とする  
(3)再試:課題と提出物において問題がない場合、再試を行うことがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
2週 Unit 1 Traveling
Vocabulary / Listening
旅行に関する語彙を覚える。
3週 Unit 1 Traveling
Grammar / Reading
自動詞と他動詞を理解する。
4週 Unit 2 Daily Life & Shopping 
Vocabulary / Listening
日常生活や買い物に関する語彙を覚える。
5週 Unit 2 Daily Life & Shopping
Grammar / Reading
呼応表現を理解する。
6週 Unit 3 At Restaurant
Vocabulary / Listening
レストランや外食に関する語彙を覚える。
7週 Unit 3 At Restaurant
Grammar / Reading
比較表現を理解する。
8週 Unit 4 Job Hunting
Vocabulary / Listening
就職活動に関する語彙を覚える。
2ndQ
9週 Unit 4 Job Hunting
Grammar / Reading
関係詞節や分詞句による修飾を理解する。
10週 Unit 5 At the Office 1
Vocabulary / Listening
オフィス内で使われる語彙を覚える。
11週 Unit 5 At the Office 1
Grammar / Reading
適切な時制が使えるようにする。
12週 Unit 6 At the Office 2
Vocabulary / Listening
数字を聞き取れるようにする。
13週 Unit 6 At the Office 2
Grammar / Reading
可算名詞・不可算名詞を理解する。
14週 Review Test 1
15週 Review Test 1
16週
後期
3rdQ
1週 Unit 8 Doing Business Online Vocabulary / Listening ネットビジネスに関する語彙を覚える。
2週 Unit 8 Doing Business Online
Grammar / Reading
仮定法の基本を理解する。
3週 Unit 9 Housing
Vocabulary / Listening
家庭や家事に関する語彙を覚える。
4週 Unit 9 Housing
Grammar / Reading
前置詞の使い方を理解する。
5週 Unit 10 Making Deals & Contract
Vocabulary / Listening
取引や契約に関する語彙を覚える。
6週 Unit 10 Making Deals & Contrac tGrammar / Reading 動名詞と不定詞の使い方を理解する。
7週 Unit 11 Public Service
Vocabulary / Listening
公共のサービスに関する語彙を覚える。
8週 Unit 11 Public Service
Grammar / Reading
接続詞(時・理由・譲歩)の使い方を理解する。
4thQ
9週 Unit 12 Banking & Finance
Vocabulary / Listening
金融に関する語彙を覚える。
10週 Unit 12 Banking & Finance
Grammar / Reading
形容詞・副詞の使い方を理解する。
11週 Unit 13 At Seminars & Workshops
Vocabulary / Listening
ワークショップ等に関する語彙を覚える。
12週 Unit 13 At Seminars & Workshops
Grammar / Reading
文脈をとらえる方法を理解する。
13週 Unit 14 News & Media
Vocabulary / Listening
ニュースやメディアに関する語彙を覚える。
14週 Unit 14 News & Media
Grammar / Reading
様々な時制の使い方を理解する。
15週 Unit 15 Review Test 2
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2
社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。1
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。1
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。1
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。1
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。1
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。1
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。1
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。1
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。1
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。1
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。1
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。1
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。1
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。1
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。1
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。1
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。1
工学基礎技術史技術史歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000