人文社会科学探求2

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 人文社会科学探求2
科目番号 3C03 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 川北稔ほか『新詳新世界史B』帝国書院
担当教員 岡本 和也

到達目標

1.古代から現代に至るまでの大きな歴史の流れを把握すること。
2.上述の目的を達成するために、教科書の記述の中で関心があることについて、批判的に検討し、何らかの問題を設定できるようになること。
3.その問題について、調べ、その結果得た自分の見解を論理的に説明したレポートを作成できるようになること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
歴史の流れの理解古代から現代に至るまでの大きな歴史の流れを理解できる古代から現代に至るまでの大きな歴史の流れを思い出すことができる古代から現代に至るまでの大きな歴史の流れを理解していない
批判的検討と問題設定教科書の記述を批判的に検討し、何らかの問題を設定できる教科書の記述を批判的に検討できる教科書の記述を批判的に検討できない
レポート作成自分の見解を論理的に説明したレポートを作成できる論理的に不十分ではあるが、自分の見解を説明したレポートを作成できる自分の見解を論理的に説明したレポートを作成できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
歴史的知識を獲得することを通じて、論理的思考力を養い、論理的な文章を作成する能力を向上させること。
授業の進め方・方法:
授業は基本的に配布するプリントを中心に行う。教科書は各自適宜参照すること。
注意点:
点数配分:論述問題50%、レポート50%
評価基準:60点以上を合格とする。
59点以下の場合、これまでの提出物で再評価を行う。
論述問題やレポートにおいて盗作と評価された学生のその学期の成績は0点とし、再評価は行わない。
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 イントロダクション 授業内容を理解する
2週 産業革命 産業革命について理解する
3週 産業革命に関する論述問題 産業革命に関する論述問題の解答を書く
4週 レポートの書き方について~構想メモを書く~ 授業の課題となるレポートについて理解し、構想メモを書く
5週 レポートの書き方~議論と発表~ 構想メモの内容について議論し、発表する
6週 レポートの書き方~文章を書く~ レポートを書く
7週 日清の開国 日清の開国について理解する
8週 明治維新と自由民権運動 明治維新と自由民権運動について理解する
4thQ
9週 日清戦争 日清戦争について理解する
10週 日清戦争に関する論述問題 日清戦争に関する論述問題の解答を書く
11週 日露戦争 日露戦争について理解する
12週 第一次世界大戦 第一次世界大戦について理解する
13週 第二次世界大戦 第二次世界大戦について理解する
14週 大戦後の社会 大戦後の社会について理解する
15週 レポートと論述問題の返却とそれらの解説 作成したレポートと論述問題の解答の評価を理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3後2
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3後11
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3後2,後7,後8,後9,後11
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3後7,後9,後11,後12,後13,後14
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後12,後13,後14
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3後12,後13,後14

評価割合

試験論述問題レポートその他合計
総合評価割合050500100
基礎的能力050500100
専門的能力00000
分野横断的能力00000