概要:
留学生を対象とした、日本語学習の授業である。受講生それぞれの日本語能力を見極めたうえで、より高いレベルでの日本語能力が身につくことを目指す。最終的には、日本の高専で学んだという経歴にふさわしい豊かな語彙と正確な表現力・読解力を身に着けることを目指す。
授業の進め方・方法:
前期の15回では、日本語の習得状況を確認し、漢字・慣用句・ことわざ・品詞・文型などのブラシュアップを目指す。後期の15回では、新聞・文学作品・評論・詩・短歌・俳句など様々な形式の日本語に触れ、鑑賞する。DVD,音楽CDなども活用したい。それらの中から、日本の社会事情や文化についても理解を深められるような展開を考えている。また、発表やディスカッションの場も多く設けたい。
注意点:
・課題文を事前に読んでくること。その際には辞書等を使用し、ことばの意味についても理解を深めておくこと。
・前期・後期の試験結果(60%)と、発表・課題等の成果(40%)で総合評価を確定する。必要に応じて再試験を実施する。
・100点を満点とし、60点以上を合格とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 自己紹介等簡易スピーチ実施 |
授業の狙い、評価方法、到達目標などについて理解する。
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2週 |
文法1 新聞を読む2 |
慣用句を理解する。 新聞記事の文章や用語に慣れ、正確に内容が理解でき、自分の意見を持つことができる。
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3週 |
文法2 新聞を読む2 |
故事成語を理解する。 新聞記事の文章や用語に慣れ、正確に内容が理解でき、自分の意見を持つことができる。
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4週 |
文法3 随筆を読む1 |
ことわざを理解する。 随筆の文章で日本人の感性や暮らしぶり、季節感を知る。
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5週 |
文法4 随筆を読む2 |
品詞の働きを知る。 随筆の文章で日本人の感性や暮らしぶり、季節感を知る。
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6週 |
文法5 短歌・俳句に親しむ1 |
品詞の働きを知る。 短歌・俳句のルールを知り、季節感を磨き、語彙を増やす。
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7週 |
文法6 短歌・俳句に親しむ2 |
品詞の働きを知る。 短歌・俳句のルールを知り、季節感を磨き、語彙を増やす。
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8週 |
文法7 評論を読む1 |
和語・漢語・外来語の違いや意味を知る。
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2ndQ |
9週 |
文法8 評論を読む2 |
敬語を正しく身につける。 段落の仕組み、文の流れをつかむ。
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10週 |
文法9 小説を読む1 |
敬語を正しく身につける。 段落の仕組み、文の流れをつかむ。
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11週 |
文法10 小説を読む2 |
様々な文の型を理解する。 短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
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12週 |
文法12 小説を読む3 |
様々な文の型を理解する。 短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
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13週 |
文法13 小説を読む4 |
様々な文の型を理解する。 短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
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14週 |
文法14 日記を読む1 |
日本文学史の概要を知る。 日記文学の魅力を知り、自らも執筆を体験する。
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15週 |
文法15 日記を読む2 |
日本文学史の概要を知る。 日記文学の魅力を知り、自らも執筆を体験する。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
意見文を書く1 |
サンプル作品を読むことで、意見文の書き方をイメージする。
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2週 |
意見文を書く2 |
テーマに従って意見文を執筆、800~1200字で書き上げる。
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3週 |
意見文を書く3 |
執筆した意見文を相互に交換して添削しあう。
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4週 |
ディスカッション1 |
望ましいデイスカッション、望ましくないディスカッションについて考える。
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5週 |
ディスカッション2 |
テーマについて、ディスカッションを実践し、振り返りを行い、改善に努める。
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6週 |
デイスカッション3 |
テーマについて、デイスカッションを実践し、振り返りを行い、改善に努める。
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7週 |
プレゼンテーション1 |
800字程度で起承転結の整った発表原稿を作成する。
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8週 |
プレゼンテーション2 |
姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
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4thQ |
9週 |
プレゼンテーション3 |
姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
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10週 |
プレゼンテーション4 |
姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
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11週 |
メールで伝える1 |
メールでのやり取りのルールやマナーを知る。
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12週 |
メールで伝える2 |
実際にメールを書いて、送信する。
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13週 |
電話で話す |
固定電話、職場での電話応対で必要なルールやマナーを知る。
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14週 |
DVD鑑賞 鑑賞文執筆1 |
作品鑑賞により、日本人の暮らしや考え方、慣習に触れる。
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15週 |
まとめ |
一年間を振り返り、自身の歩みを総括する。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 4 | |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 4 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 4 | |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 4 | |
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。 | 4 | |
基礎生物 | 核、ミトコンドリア、葉緑体、細胞膜、細胞壁、液胞の構造と働きについて説明できる。 | 4 | |
葉緑体とミトコンドリアの進化の説について説明できる。 | 4 | |
代謝、異化、同化という語を理解しており、生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | |
酵素とは何か説明でき、代謝における酵素の役割を説明できる。 | 4 | |
光合成及び呼吸の大まかな過程を説明でき、2つの過程の関係を説明できる。 | 4 | |
フィードバック制御による体内の恒常性の仕組みを説明できる。 | 4 | |
生物化学 | タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを説明できる。 | 4 | |
酵素の構造と酵素-基質複合体について説明できる。 | 4 | |
補酵素や補欠因子の働きを例示できる。水溶性ビタミンとの関係を説明できる。 | 4 | |
解糖系の概要を説明できる。 | 4 | |
クエン酸回路の概要を説明できる。 | 4 | |
酸化的リン酸化過程におけるATPの合成を説明できる。 | 4 | |
嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)の過程を説明できる。 | 4 | |
各種の光合成色素の働きを説明できる。 | 4 | |
光化学反応の仕組みを理解し、その概要を説明できる。 | 4 | |
炭酸固定の過程を説明できる。 | 4 | |
生物工学 | アルコール発酵について説明でき、その醸造への利用について説明できる。 | 4 | |
食品加工と微生物の関係について説明できる。 | 4 | |