Japanese for International Students

Course Information

College Kurume College Year 2022
Course Title Japanese for International Students
Course Code 3C22 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Mechanical Engineering Student Grade 3rd
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 適宜必要な資料及びプリントを配布する。
Instructor 鴨川 都美

Course Objectives

1 日本語の基礎を再確認し、より円滑な日本語表現を獲得すること。
2 ビジネスマナーを意識した、高専卒業生にふさわしい社会人基礎力・表現力を身につけること。
3 日本事情を理解するだけでなく、日本文化の一つとして日本文学の美しさを理解し、鑑賞する力を備えること。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語によるコミュニケーションを円滑に行える能力を持つ。日本語によるコミュニケーションが不自由なく行える能力を持つ。日本語によるコミュニケーションが困難である。
評価項目2日本語について、高専生にふさわしい確かな読解力と豊かな表現力を備えている。日本語について、高専生にふさわしい読解力と表現力を備えている。高専生にふさわしい日本語の読解力・表現力を備えていない。
評価項目3日本の社会事情・習慣・文化等について積極的に理解に努め、受け入れる姿勢を持っている。日本の社会事情・習慣・文化等について理解に努め、受け入れる姿勢を持っている。日本の社会事情・習慣・文化等について理解に努め、受け入れる姿勢が見られない。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
留学生を対象とした、日本語学習の授業である。受講生それぞれの日本語能力を見極めたうえで、より高いレベルでの日本語能力が身につくことを目指す。最終的には、日本の高専で学んだという経歴にふさわしい豊かな語彙と正確な表現力・読解力を身に着けることを目指す。
Style:
前期の15回では、日本語の習得状況を確認し、漢字・慣用句・ことわざ・品詞・文型などのブラシュアップを目指す。後期の15回では、新聞・文学作品・評論・詩・短歌・俳句など様々な形式の日本語に触れ、鑑賞する。DVD,音楽CDなども活用したい。それらの中から、日本の社会事情や文化についても理解を深められるような展開を考えている。また、発表やディスカッションの場も多く設けたい。
Notice:
・課題文を事前に読んでくること。その際には辞書等を使用し、ことばの意味についても理解を深めておくこと。
・前期・後期の試験結果(60%)と、発表・課題等の成果(40%)で総合評価を確定する。必要に応じて再試験を実施する。
・100点を満点とし、60点以上を合格とする。

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
自己紹介等簡易スピーチ実施
授業の狙い、評価方法、到達目標などについて理解する。
2nd 文法1
新聞を読む2
慣用句を理解する。
新聞記事の文章や用語に慣れ、正確に内容が理解でき、自分の意見を持つことができる。
3rd 文法2
新聞を読む2
故事成語を理解する。
新聞記事の文章や用語に慣れ、正確に内容が理解でき、自分の意見を持つことができる。
4th 文法3
随筆を読む1
ことわざを理解する。
随筆の文章で日本人の感性や暮らしぶり、季節感を知る。
5th 文法4
随筆を読む2
品詞の働きを知る。
随筆の文章で日本人の感性や暮らしぶり、季節感を知る。
6th 文法5
短歌・俳句に親しむ1
品詞の働きを知る。
短歌・俳句のルールを知り、季節感を磨き、語彙を増やす。
7th 文法6
短歌・俳句に親しむ2
品詞の働きを知る。
短歌・俳句のルールを知り、季節感を磨き、語彙を増やす。
8th 文法7
評論を読む1
和語・漢語・外来語の違いや意味を知る。
2nd Quarter
9th 文法8
評論を読む2
敬語を正しく身につける。
段落の仕組み、文の流れをつかむ。
10th 文法9
小説を読む1
敬語を正しく身につける。
段落の仕組み、文の流れをつかむ。
11th 文法10
小説を読む2
様々な文の型を理解する。
短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
12th 文法12
小説を読む3
様々な文の型を理解する。
短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
13th 文法13
小説を読む4
様々な文の型を理解する。
短編小説を読み、人生観や人間観を導き出す。
14th 文法14
日記を読む1
日本文学史の概要を知る。
日記文学の魅力を知り、自らも執筆を体験する。
15th 文法15
日記を読む2
日本文学史の概要を知る。
日記文学の魅力を知り、自らも執筆を体験する。
16th
2nd Semester
3rd Quarter
1st 意見文を書く1 サンプル作品を読むことで、意見文の書き方をイメージする。
2nd 意見文を書く2 テーマに従って意見文を執筆、800~1200字で書き上げる。
3rd 意見文を書く3 執筆した意見文を相互に交換して添削しあう。
4th ディスカッション1 望ましいデイスカッション、望ましくないディスカッションについて考える。
5th ディスカッション2 テーマについて、ディスカッションを実践し、振り返りを行い、改善に努める。
6th デイスカッション3 テーマについて、デイスカッションを実践し、振り返りを行い、改善に努める。
7th プレゼンテーション1 800字程度で起承転結の整った発表原稿を作成する。
8th プレゼンテーション2 姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
4th Quarter
9th プレゼンテーション3 姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
10th プレゼンテーション4 姿勢・態度、話す速度、表情、声の大きさ、発音の明瞭さを意識して理想的な発表のスタイルを身に着ける。
11th メールで伝える1 メールでのやり取りのルールやマナーを知る。
12th メールで伝える2 実際にメールを書いて、送信する。
13th 電話で話す 固定電話、職場での電話応対で必要なルールやマナーを知る。
14th DVD鑑賞 鑑賞文執筆1 作品鑑賞により、日本人の暮らしや考え方、慣習に触れる。
15th まとめ 一年間を振り返り、自身の歩みを総括する。
16th

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal60004000100
基礎的能力5000400090
専門的能力0000000
分野横断的能力100000010