英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 久留米工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 4C01 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Cross Streams / Net Academy
担当教員 金城 博之

到達目標

1.科学・技術や医療・環境の問題を扱った英文を読み、時事問題に関する英語に慣れ親しむ。
2.これまで学んだ語彙や文法を実践的に活用できること。
3.TOEIC Testの出題形式に関する理解を深めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙基本的な語彙に加え、トピックに関連した語彙を理解できる。基本的な語彙はわかるが、トピックに応じた語彙は理解できない。基本的な語彙を理解できない。
評価項目2 リスニング授業中に実施するリスニングの穴埋めを8割以上正解する。授業中に実施するリスニングの穴埋めを5割以上正解する。授業中に実施するリスニングの穴埋めで正解が4割以下。
評価項目3 語法・文法語法・文法の基本的知識を応用し、難解な文でも応用できる。基本的な語法・文法の知識はあるが、応用が難しい。基本的な語法・文法の知識が定着していない。
評価項目4 速読毎分100語程度の英文を読み、その内容を細部に渡り理解できる。毎分100語程度の英文を読み、その内容の要旨を理解できる。毎分100語程度の英文を内容をつかみながら読むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業は、1~3年で学習した英語の文法や語彙を総合的に復習するとともに、科学・技術に用いられる英語を習得し、国際社会で用いられる英語が理解できるようになることを目的とする。
授業の進め方・方法:
第1回目の授業ではTOEIC形式のテストを行い、各自の現在の英語力を把握する。毎回の授業ではいくつかのパートに焦点を合わせて実践演習を行う。英和辞典は必ず持参し、自律的に学習すること。授業外でもNetAcademyの「Power Words」及び「英文法コース」を各自で進め、学校で実施されるTOEIC IPや公開テストを受験することで、より高いスコアを取得することを期待する。
注意点:
(1)点数配分:中間試験及び期末試験で80%、Net Academy及び提出物等20%で総合的に評価する。
(2)評価基準:60点以上を合格とする  
(3)再試:課題と提出物において問題がない場合、再試を行うことがある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
授業準備と評価方法を理解する。
2週 Unit 1 Life saving Weed 環境に関する語彙を覚える。
3週 Unit 1 Life Saving Weed 自動詞と他動詞を理解する。
4週 Unit 2 Melting Trend Continues in Arctic 環境に関する語彙を覚える。
5週 Unit 2 Melting Trend Continues in Arctic 呼応表現を理解する。
6週 Unit 3 Space Shuttle Challenger 宇宙開発技術に関する語彙を覚える。
7週 Unit 3 Space Shuttle Challenger 比較表現を理解する。
8週 Unit 4 Honesty Wins 建築に関する語彙を覚える。
2ndQ
9週 Unit 4 Honesty Wins 関係詞節や分詞句による修飾を理解する。
10週 Unit 5 Selling Kidneys 医療で使われる語彙を覚える。
11週 Unit 5 Selling Kidneys 適切な時制が使えるようにする。
12週 Unit 6 Engineers as Intelligent Robots AI開発に関する語彙を習得する。
13週 Unit 6 Engineers as Intelligent Robots 可算名詞・不可算名詞を理解する。
14週 Unit 7 Winny コンピュータ関連の語彙を習得する。
15週 Unit 7 Winny コンピュータ関連の表現を習得する。
16週 Examination これまでの復習により、応用力を身に付ける。
後期
3rdQ
1週 Unit 8 Confined Space Medicine 人的災害に関する語彙を身に付ける。
2週 Unit 8 Confined Space Medicine 仮定法の基本を理解する。
3週 Unit 9 The Family Bridge 建築に関する語彙を覚える。
4週 Unit 9 The Family Bridge 前置詞の使い方を理解する。
5週 Unit 10 Deadly Progress 化学に関する語彙を覚える。
6週 Unit 10 Deadly Progress 動名詞と不定詞の使い方を理解する。
7週 Unit 11 How Much Money is Your Life Worth? 技術に関する語彙を覚える。
8週 Unit 11 How Much Money is Your Life Worth? 接続詞(時・理由・譲歩)の使い方を理解する。
4thQ
9週 Unit 12 Advancing Science 科学全般に関する語彙を覚える。
10週 Unit 12 Advancing Science 形容詞・副詞の使い方を理解する。
11週 Unit 13 The Special Needs of Technical Writer AIに関する語彙を覚える。
12週 Unit 13 The Special Needs of Technical Writer 文脈をとらえる方法を理解する。
13週 Unit 14 Gene Therapy Officers 遺伝子工学に関する語彙を覚える。
14週 Unit 14 Gene Therapy Officers 様々な時制の使い方を理解する。
15週 Unit 15 Compromising Safety 人的災害に関する語彙を身に付ける。
16週 Unit 15 Compromising Safety 原因・結果に関連する表現を身に付ける。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前5
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前5
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前6
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前6
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前7
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前8
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前8
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前9
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前9
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前10
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前11
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前12
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前13
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000