概要:
これまでに学んだ応用化学関連講義の基礎及び専門知識並びに基礎化学実験Ⅰ・Ⅱ、有機化学実験などの基礎的な実験を踏まえて、各研究室で行われている卒業研究を体験する。本実験の習得が5年生での卒業研究への糧となることを目標とする。
授業の進め方・方法:
全学生が3つのテーマを経験するオムニバス形式である。卒業研究室で個別に実施するので、学生は小グループで密接な指導を受ける。仮配属研究室では実験・研究を通した上級生(5年生、専攻科生)とのコミュニケーションも経験する。実験終了後はレポート作成を行う。
注意点:
実験にあたっては安全に留意する(薬品の取り扱い、保護具の装着、機器の取り扱い、挟まれ・巻き込まれ等)。
各レポートの平均点60点以上を合格とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 4 | |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 4 | |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 4 | |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 4 | |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 4 | |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 4 | |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 4 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 4 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 4 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 4 | |